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[7] 南の島に雪が降る

投稿者: カラット 投稿日:2015年 5月10日(日)22時10分20秒 p135.net059084078.tokai.or.jp  通報   返信・引用

読後感
「南の島に雪が降る」
著者:加東大介
旺文社文庫

役者加東大介さんが先の戦争中の戦地ニューギニアでの体験を記した物。
加東さんは明治44年東京浅草に生まれた。
東京府立七中を経て昭和四年に2代目市川左団次の門に入り、市川莚司を名乗る。
昭和7年前進座に乳座。18年衛生伍長として応召、21年に復員。戦後は舞台・映画・テレビで活躍した。昭和50年結腸ガンで他界。女優沢村貞子さんは実姉。

著者が召集令状を受け取ったのは昭和18年10月8日夜。前進座の中座で狂言に出場すべく楽屋で鏡台に向かっている時だった。入隊は2日後の10日。その舞台を引っ込む時『ああ、「板(舞台)」の上で芝居をするのも、この一瞬でもうおしまいなんだ・・・・!』と・・・。

ニューギニアのマノクワリ(ジャングルのような所)の兵站(へいたん)病院では食糧事情の悪化に伴い重体の栄養失調者が相次ぎ、そのために命を失う者が後を絶たなくなる。隊員の士気を高揚させるため慰問演芸をということで演芸分隊が編成され、命じられる。ニューギニアの各部隊から演劇隊員の応募者が殺到100人近くが集まってきた。三味線弾き・博多仁輪加・舞台装置・カツラ・衣装・浪曲・歌手・舞踊・俳優という9人編成で始まった演芸部隊。

その内に演芸部隊の慰問は盛況になり、舞台の建設も実行に移された。

慰問も各地巡業で行われ、年中無休で舞台を務めることになった。

慰問演芸をしていく中で起きる様々な出来事。

平和な世の中にあっても色んな難関が生じるが、戦時下にあっては、生と死の狭間の「命がけ」。

この本を読んで思ったことが数点有るが、その内の2つ。
1、人材を活かすこと。
  逸材が揃って居るなぁと感心しつつ、逸材を生かすも殺すも人の心だと。

2、その時どう動くかが大事だということ。
  たった一度の内地送還のチャンスを捨ててまで観客を捨てなかった大介さん。その他にも色んな所、色んな人の、「その時どう動くか」ということを教えられた。自分のことだけ考えて行動することは、その時は良くても長い目で見た時に決して良い結果にはならないのだ。




[6] ボクには世界がこう見えていた統合失調症闘病記

投稿者: カラット 投稿日:2015年 5月 8日(金)19時34分49秒 p135.net059084078.tokai.or.jp  通報   返信・引用

著者:小林和彦
新潮文庫

あらすじ:早稲田大学を卒業後アニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め・・・。四半世紀にわたる病の経過を患者本人が語る希有な闘病記にして、一つの青春期。

感想:「精神分裂病」といった時代、人格崩壊に陥った方たちが多かった破瓜型の統合失調症。今は、良い薬が開発されて投薬さえしっかり出来ていれば社会生活が可能となったようである。
著者は、薬を飲めば感受性が鈍くなることを恐れ、また、薬の副作用で指の震えで日常生活の支障があることを嫌で薬を飲まないことが多く複数回にわたっての再発、入院を繰り返している。
50歳くらいになっていらっしゃるであろう著者はちょっと見 紳士で妄想幻覚により閉鎖病棟に何度も入るように見えないと精神科のお医者さんの後書きがある。最終的な病名は「統合失調性感情障害」とのこと。
精神科の病気にも色んな型があるのだということを知らされる。

妄想という経験がない人間にとって、良くわからないことだが ネットの社会にも妄想を抱く人がいて、その方たちはちょっとしたことでも相手を疑い自分の思いが思い込みだと疑うことがない。本当に恐れているのだ。それを理解してやらなければいけないと思う。

妄想を抱かれた人間は、離れることが双方のためだと思うに至った。



[5] フロイト その思想と生涯

投稿者: コロ 投稿日:2015年 2月28日(土)16時07分2秒 p207.net112139136.tokai.or.jp  通報   返信・引用

著者:ラッシェル・ベイカー
訳:宮城音弥

講談社現代新書



[4] すべての怒りは水のごとくに

投稿者: コロ 投稿日:2015年 2月17日(火)06時01分26秒 p192.net220216019.tokai.or.jp  通報   返信・引用

灰谷健次郎(はいたに けんじろう)



[3] 「わたしの文学的回想記」

投稿者: コロ 投稿日:2015年 2月 7日(土)16時06分13秒 p192.net220216019.tokai.or.jp  通報   返信・引用

中公新書
宇野千代



[2] 出家とその弟子

投稿者: コロ 投稿日:2015年 2月 7日(土)14時57分40秒 p192.net220216019.tokai.or.jp  通報   返信・引用

SNSのお友達の紹介でこの本を読みました。

親鸞とその弟子 唯円 との物語を 倉田百三が戯曲化している作品です。
小品なので、一日で読み終われます。

親鸞の言葉を読んでいると、キリスト教に良く似たものを感じました。


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