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さっつ

 投稿者:  投稿日:2017年 9月10日(日)22時31分49秒 KD182251250015.au-net.ne.jp
返信・引用
  “ソルスヴェイユ”。

常に闇が空を覆うその世界には、数多くの魔族が暮らしていた。

魚のような者。目玉が6つも7つもついてる者。頭に角つけてる者。驚く程する見た目が普通な者。

そんな、多種多様の魔族いる中で、彼、煌桜が生まれたのは“吸血種”という、まぁ、見た目は割と普通の一族だった。

今から語るお話は、そんな彼の魔界での物語。









「────ふぅ、良いもんだなぁやっぱ。ずうっと変わらねぇ美しさってのは。」

吸血種達が住まう里。その近隣にある森の奥にある丘の上で腰をおろし、俺───煌桜は一人で趣味の月見を楽しんでいた。

何時もと何ら変わらない空、ずっと変わらない青い月。

絵になる様で酒を飲み、はあと声を漏らしては目を詰むる。

────ああ、美味え。

瞼を閉じ、先程まで映していた月を反芻すると、余計に味の深みが出てくる気がする。
こんな素晴らしい景色を眺めて飲む酒は、どうしてこんなにも美味いのだろう。

どれだけの月日が流れようとも唯一変わらないものというのがあるとすれば、空に浮かぶあの月の美しさと、それを肴に飲む酒の美味さ。これは断言できるもんだ。

俺も、この世界に生を授かりかなりの年月を経た。
背丈も相応のものになり、俺の住む里の草花も、樹齢何百年といった木でも、葉の色を変え、枯れてはまた青葉や色とりどりの花を咲かせ景色を変える。

「俺ァ最初、なんつって鍛え始めたんだったかなぁ…」

こうして思い老けていると、何故か昔の事を考え出していた。

────最初に思い始めたのはいつ頃だったか…確か、齢は5にもなってねぇ時だったっけか。

『俺は親父みたいになりたい! … いや! 俺は親父よりも強くなりたい!!』

────…思い出した。そうだ、親父に何をして遊ぶか聞かれた時、そう返事したんだっけか。…我ながら、どうかしてんだろ。親が遊ぼうっつってんのに、なんで強くなりてぇとか言い出してんだ、俺。馬鹿だろ。

これには思わず父も苦笑を漏らしたらしい。そしてやはり自分の子だなと思って嬉しくもあった、そう言っていた。

「いやまあ確かにその通りだとは思うけどよ…。こんな種族に生まれりゃ…いや、この家出身ならそう言うとは思うけどよ。…こんな変な家に生まれたのが運の尽きか。…カッカッカッ。」

吸血種は血によって強さが明確に分かれる種族だ。
吸血種の力はそのまま自分の体に流れる“血”に直結する。そして、その血は子孫へと脈々と受け継がれ、繋がってゆく。
里の中でもかなり強い血統だった俺の家だが、他の吸血種とは少しだけ特異な点があった。

元来吸血種というのは、名前の通り他種族を吸血することで自らの力の糧とする。
だが、俺の家───俺の御先祖様から繋がってきたこの血には、他の種族の血は全くといって良いほど混じっていないらしい。

これは御先祖様の教えで、親父曰く『血を飲むことで手に入れる力、それに本質的な強さはない。望むものは努力でしか宿らない。』とのことだ。

まあ…ようは力はテメーの努力で手にいれろ、という事だ。

【吸血種について】
常夜の異世界にて猛威を振るっていた魔族。
他種族の血を摂取する事により力を蓄える吸血能力をもつ。
蓄えた力は吸血者の血を通し子孫へ受け継がれ、代を重ねる事により強大なものとなる。
生殖能力が低く個体数は少なかったものの、後期の吸血種は1体で圧倒的な戦闘力を有していた。血を求める者達がソルスヴェイユで大暴れし、軽い戦争状態に発展した例もあったという。

そんな吸血種達は“マグナラヴィータの輪”が破壊されソルスヴェイユ内の環境が汚染されていく中で、謎の病が流行し数多くの吸血種が倒れた。
この事件により約6割の吸血種が死没。残る4割の者達も事件前に比べ大きく衰弱した者が殆どを占めていた。

後にミュトゥリーズに渡って判明した事実だが、吸血種は環境に依存する種族であった。太陽の光に弱いのも、永らく常夜の世界に生きてきた為に肉体が拒絶反応を示したことによる。

【 魔王軍加入までの経緯 】
血に拘りをもち、我らこそが真の魔族たらん。と、勝手に思っていた吸血種達が魔王軍に下る事はまずなかった。
魔王軍によるの再三に渡る勧誘も拒絶し、自分が魔王の座を手に入れてやると考える者もまでもいる始末。
そういった環境の中に身を置いていた煌桜は、特に変な拘りやプライドを持ち合わせてはいなかったものの進んで従軍することはなく、ただひたすらに自らの武を磨くことのみに半生を注いだ。
 
 

しゃっつ

 投稿者:  投稿日:2017年 9月10日(日)22時29分18秒 KD182251250015.au-net.ne.jp
返信・引用
  親父が俺を連れてきたのは、里の外にある近隣の森の、更にその奥にある丘の上だった。
森には何度も魔獣狩りに来たことはあったものの、そう詳しく探検したこともなかったので、こんな場所があったとは驚きだった。
そこからは空に浮かぶ月が何時にもまして映えており、生い茂る草花は緩やかな風に揺らされて、心地のよい空間を広げていた。

親父はその丘に腰かけると、ポンポンと横を叩いた。ここに座れ、という事だろう。

「 …んで、どうしたんだよいきなり。こんな所に連れ出して。 」

「 んー?気になるか?そうだよなぁ、気になるよなぁ。 」

「 ……いいからとっとと喋れよ。 」

「 ハッハッハッ!まあそう怒るなコウ。 」

「 良い眺めだろう? 父さんな、ここから見る月が好きなんだ。 」

「 へぇ…… 」

「百年だ。」


「 父さんが家督を継ぐまでにかかった時間。……俺の親父殿、つまりはコウのお祖父様から認められるのにかかった年数。それが百年だ。 」

「 …なんだよ、いきなり。 」

「 父さんはな、若い頃はからずっと親父殿を超えたくて仕方なくてな。来る日も来る日も剣を振るっていたんだ。ずっと、ずぅっとな。 」

今のお前みたいにだ。

「 それでも親父殿は中々父さんを認めてくれなくてな…。やっとの思いで親父殿を認めさせる事が出来た。…思えば、長い道のりだったよ。父さん、才能なんてなかったから。 」

「 それで、父さんが家督を継いだ。そして今に至るわけだが…今朝の手合わせで分かったことがあってな。 」

「 コウ、お前は充分、あの頃の父さんを超えてるよ。────今日からお前が里の長だ。“煌桜”。 」

「 …はあ?…なに言ってんだよ…俺は、俺はまだ、親父を超えてねぇじゃねぇか!今日の手合わせだって、親父はまだまだ余裕があって─── 」

「 いいや、お前はもう父さんを超えている。お前が鍛練を始めて二十年くらいになるが、お前は血の力を立派に使いこなしている。 ───父さんがかかった年数の、半分以下でな。 」

「 それになコウ。父さんもいい加減歳だ。自分の死期位、ここまでくると察しがつく。 」

「 ふざけんなよ…何勝手なことベラベラ喋ってんだ!俺は…俺は家督なんかどうだっていい!俺はただ親父よりも強くなって!!それで!! 」

「なぁ、コウ。」

「 いつまでも変わらずに在り続ける、そんなものはないんだ。……父さんだって、死ぬときは死ぬ。 」

「 だからなコウ。手遅れになる前に、お前が里の皆をまとめるんだ。焦らなくていい。お前が鍛練を積めば、もう10年も経たん内に父さんを超える。 」

「 それにな、コウ。お前は父さんを超えたその先にある道を、ちゃんと想像できるのか?今は父さんという壁があるから良い。だがそれを超えた先、お前は道を見失わずに行けるのか? 」

「 才能があるとはいえ、お前はまだ若い。だから今のうちに、父さんに固執するのは辞めろ。そして考えるんだ。武の道に終わりはない。





お前が里の長だ。“煌桜” 」




「 …はあ?」

あまりの予想外な発言に、俺の頭は処理が追いついていない。

「 いや、いきなりなに言ってんだよ… 長? なんだよ、それ。…俺はまだ、親父を超えてねぇじゃねぇか!今日の手合わせだって、親父はまだまだ余力があっただろ!! 今の俺に、そんなことやってる余裕はねぇんだよ!! 」

「 いいや、お前はもう父さんを超えている。親父殿に認められた頃の父さんをな。 お前が鍛練を始めてから二十年くらいになるか?お前はもう立派に“血の力”を受け継いだ。 ───父さんがかかった年数の、半分以下でな。全く、とんだ化け物だよ、お前は 」

「 化け物ってその事かよ…そんなもん違ぇだろ!ここまでになれたのは親父の鍛え方が上手ぇからだ!!それだけは断言できる!!! 」

「 それになコウ。父さんもいい加減歳だ。……自分の死期位、ここまでくると察しがつく 」

「 ……ふざけんなよ…何勝手なことベラベラ喋ってんだよ!!親父の死期?馬鹿みてぇな事いってるとぶちギレ─── 」

「 なぁ、コウ 」

俺の言葉を遮り、親父は落ち着いた様子で俺の名を呼んだ。その真剣な眼差しに、俺は思わず言葉を詰まらせる。

「 『いつまでも変わらずに在り続ける。』そんな都合のいいもの、この世のどこにもないんだ。どんなものにだってな。……父さんだって、死ぬときは死ぬ。 」

……こんな話は聞きたくない。
だが、聞かないといけない。そう、俺の中の何かが訴えかける。

「 だからなコウ。手遅れになる前に、お前が里の皆をまとめるんだ。焦らなくていい。お前が鍛練を積めば、もう十年も経たん内に父さんを超える。 」

「 …………ッ 」

「 それにな、お前は父さんを超えたその先にある道を、ちゃんと想像できるのか?今は父さんという壁があるから良い。だがそれを超えた先、お前は道を見失わずに行けるのか? 」

俺はぎゅっと唇を噛みしめた。

「 才能があるとはいえ、お前はまだ若い。だから今のうちに、父さんに固執するのは辞めろ。そして考えるんだ。武の道は果てなく続く。…果てなく続く、お前の、武の道。─────その終点に、限りなく近づくために 」

青い月の下。
いつもはちゃらんぽらんなクソ親父の顔を見る。その瞳には強い意思を滾らせ、俺を見つめていた。そのあまりの『強さ』に俺は苛立ちを覚え、そして、途切れ途切れではあるが、親父への回答を口にした。

「 …なんだよ、それ 」

───認めねぇ。

「 ……いつも、自分勝手にしやがって…いっつも俺を困らせやがって…! 」

───…認めねぇ。

「 …そのくせ、鍛練の時になったら嘘みたいに真剣で…こういう時に限って、まともな事ばっか並べやがって!!! 」

───………認めねぇ!!!!


「 そんなクソ親父にそう言われたら……俺ァ…納得するしかねぇじゃねぇかよぉお
!!! 」


─────……認めねぇ、と。俺の心の叫びがどんなに否定しようとも……結局、この結論に収束してしまう。

「 ────ありがとうな、煌桜。お前は、俺の自慢の息子だ 」

そして親父はとびきりの笑顔を浮かべ、俺を抱き締めた。久しく感じていなかった父の温もりというやつは、存外に悪くないものだ。

「 さて…辛気くさい話はここまでだ。酒飲むぞコウ! 」

「 んだよ、いきなり… 」

「 言ったろう、ここから眺める月は綺麗なんだ。それを肴に飲む酒は、格段に美味いんだよ 」










そして、数年の時が流れた。

「 結構慣れてきたねーコウも。長って大変何でしょ? 」

「 旦那様な。まあなあ、あのポンコツ親父でもちゃんとやれてたんだから、出来ねぇ事はねぇよ 」

はいはい、旦那様旦那様。

「 そんなこと言わないのー先代様に祟られるよ? 」

「 ────そうだぞコウ。祟られるぞお父さんに。怨念こめるぞ?怨念 」

普通に親父はピンピンしてた。

…いや、まあ、なんだ。
そもそも吸血種は結構な長命なんだよな。それでも生来の気性の荒らさから、戦に赴き命を落とす者が多いため、すっかりその事が頭から抜けていた。
俺のお祖父様は確か戦死。そして親父は歳といっても二百にいくかいかないかだ。


そうして、変わらぬ日常を今日も過ごした



太陽の光を浴びて、美しく輝く金髪を風になびかせながら新緑の木々の間を歩いていく。道端には赤、青、あるいは黄色の鮮やかな色彩を放ち、存在を主張する花々。それらの美しい自然に寄り添うように、またそれらを住処として拠り所にする動物たちの安住の地。自然豊かな森はいつ来ても心が安らぐ。蒼穹を仰ぐような純粋無垢な瞳を周囲に向けながらゆっくり移ろいゆく景色を鑑賞する。

静寂の森はエルフたちにより、さらに神聖に、より美しく環境が保たれているのでこの世で一番保護されている場所と言っても過言ではないだろう。
…もっとも、リュエナは亡命後にグローリア帝国外に出たことはないし、ジェレミアに居た頃の風景もほぼ覚えていないので断言するにしては材料になりえる経験がないわけだが。

 リュエナは今年で16。そろそろ龍珠の継承者として龍珠を所持してもいい年頃ではないだろうか。というのも、継承した齢は7。継承したと同時くらいに魔族の侵攻があり、巫女と共にここ、グローリア帝国に亡命してきた。巫女に龍珠を預けてリュエナは人里へ、巫女は龍珠を持って故郷の静寂の森に存在するエルフの里へそれぞれ身を隠し、一般人として暮らしてきた。

 曰く、7の齢で龍珠を正常且つ安全に、正しく扱うのは不可能。リュエナが健全で良識があり、扱うだけの力を得た時に正式に力を受け継ぐべき。そして、継承者と言えど子供が派手に≪継承者である≫と周りに知られるのも得策でなく、結果、巫女の最も信頼する人間にリュエナを託し、自分は龍珠を厳重に保管しながら隠れるように暮らすとは巫女からの進言である。リュエナは幼い故、巫女の持論をよく理解できなかったが、先代の継承者…己の母親が巫女の助言を頼っていたのを思い出し、それを受け入れることにした。リュエナ自身も、恐ろしい魔物にちっぽけな自分が対抗できるとは思えなかったし…。

 しかし、である。リュエナも立派に成人しており、龍珠の扱いを憶えて各地に散らばる他の継承者のようにその責務を果たすべく邁進しなければならない。今日は静寂の森への散歩がてら、9年もの間顔を合わせていない巫女との再会及び龍珠の返還を申し付けに来たのだ。

しかし今日はすこぶる天気がいい。神秘的な自然溢れる静寂の森をずっと散策していたい。

――また今度にして、今日はのんびりここでお昼寝がしたい…。

等と無邪気な邪心を秘めながら、乳母から受け取った地図をチラリと確認してエルフの里への道をのんびりと歩いていく。


 少し進むと開けた場所に出た。そこは木々が円形に配置され、中央には大きな湖が存在を主張するように鎮座していた。まるで計算されたように配置された木々は青空を遮ることなく、それ故、太陽の光は直接湖に注ぎ込まれている。なんと眩しくも神秘的な光景だろう。リュエナは思わず目を細めてその光景に見入った。

 しばらくして光に目が慣れてくると、湖の淵に女性が座っているのが見えた。歳はリュエナと同じくらい…いや、20歳くらいかもしれない。こちらに背を向けて座っているが、微かに見える肌は透き通るような白。それに負けず劣らず純白の髪は肩にかかる程度のセミロング。極めつけは衣服。こちらも純白で、その上からさらに白のストールを羽織っているようだ。圧倒的な≪白≫という印象がその女性を包み込んでいる。

 リュエナがしばらくその姿を観察していると、女性もこちらに気付いたようで振り返った。白い肌に控えめなアクセントを付けるように添えられた、虚ろな碧眼はリュエナをしっかりと捉えると、少し口角を上げて微笑む。膝の上に置いていた分厚い本を閉じてわきに置くと、湖の中に足を入れていたらしく水音を鳴らしながら立ち上がってリュエナに向き直る。

「いらっしゃい。よく来たわね」

どこか虚ろな響きを持つその声の第一声がこれだった。

「は…初めまして!私リュエナと言います!」

リュエナは元来社交的なほうではなく、初対面の人物には緊張してしまう。加えてこの女性は今まで出会ってきた人とは明らかに別次元の存在だ。声が多少裏返ったが、自己紹介ができただけマシというものだ。

対する女性は、リュエナの自己紹介にキョトンとした表情でこちらを凝視してくる。

「あ、あの…?」

――何か変なこと言ったかな…?

自分が何か可笑しなことや粗相をしでかしてはいないか…。自分の言動を顧みて悩んでいると再び女性は少し微笑んで、

「ごめんなさい。私はシノンよ。ここには何か御用?」

自己紹介してくれた。話題振りまで…!

「あ、あの。私会いたい人がいて。え、えぇと…」

光の巫女に会いに来た!と言いかけて思い留まる。何のために別々に暮らしてきたのか。もし巫女に会いに来たと言って自分の素性を聞かれたら答えてしまっても大丈夫なのか。そもそも巫女は自分が巫女であることをエルフの里で話しているのだろうか。ここに自分たちの敵がいないとも限らない。素性のわからぬ者は疑えと乳母に教えられて育ってきた。それに、エルフの里だって絶対安全であるとは言えない。もし巫女が巫女であることを隠していたらシノンに聞いてもわからない。なにより…

――光の巫女の名前なんて憶えてない…!

幼き日の遠い記憶しかないリュエナにとって、少しの間しか接点のなかった巫女の名前等憶えておくのは不可能で。名称で捜そうにも肝心の名称がわからない。

「――っそう、友人!エルフの友人が里にいるの。今日会いに行く約束をしていてっ」

「友人、ねぇ…」

「…わ、私何か可笑しなことでも…?」

思案するように言葉の一部を反芻するシノン。巫女と乳母が信頼関係にあるようにリュエナにエルフの友人がいても可笑しくないはずと考えた≪設定≫だったが、巫女と乳母の関係が特殊なのだろうか。急に心配になってきた。

「いいえ。私にも人間の友人がいるもの。とても頼れる人」

シノンは再び微笑んでリュエナの不安を払拭していく。

――よかった…

リュエナは心の底から胸を撫で下ろした。

「それじゃあ、里まで案内するわ。付いてきて」

シノンは地面に置いた分厚い本を拾おうと屈み込む。

「とても重そうな本ね。どんな本?」

「あら、興味が?」

「まぁ…そんな大きな本は見たことないもの」

それにエルフの好んで読む書物の内容も興味深い。小説か哲学書か魔導書か。小説だったらどんなに神秘的で清純な内容の物語が綴られているのだろう。哲学書ならどれだけ壮大な思考から生み出された思想が綴られているのだろう。魔導書ならどれほど慈悲深く、また悪をも挫く強大な魔法が載っているのだろう。そのどれでもないのなら、一体どのような趣向で読書をするのだろう。

「…読んでみる?」

「いいの?!」

「えぇ。同じ趣向の人だったら嬉しいし」

屈み込んだ態勢から腰を下ろす。「座って」とシノンに促されて、リュエナはシノンの隣に腰を下ろす。

「貴重な本だから落とさないように気を付けて」

シノンは注意を促しながらリュエナの膝に本を置く。表紙の文字は少し擦れていて読み取りずらい。≪C…e…F…ts≫と微かに読み取れた。かなり古くからの本だろうか。紙が若干日焼けのため茶色だ。

リュエナはシノンの言う通り慎重に表紙を開けて頁をめくった。

――…?

2頁目をめくる。

――…っ?!

3頁目をめくる。

――…っ;;;

湖の湖面には顔色がすこぶる悪いリュエナの、げっそりした表情が写っていた。リュエナはそっと本を閉じ、シノンに本を返す。

「ねぇシノン?エルフってこう…なんていうか…こんな気が滅入る本を読むものなの…?」

「逆に聞くわ。いつからエルフが清く正しいモノを読むと錯覚していたのかしら」

シノンはこうなることを予想していたのだろうか。いたずらに成功した子供のようにニヤリと笑ってみせた。

――じゃ、邪道だっ。この人邪道エルフだ!

リュエナが抱く≪エルフ像≫が音を立てて崩壊していくような気がした。

「さ、そろそろ出発しましょう」

ショックに打ちひしがれているリュエナを尻目にシノンは立ち上がってさっさと歩き始めてしまう。

「ま、待ってよ!」

リュエナは慌てて立ち上がってシノンのあとに付いていく。





 数分森の中を歩いていくと、ふと木造づくりの民家が現れ始めた。

「ここがエルフの里?」

「えぇ。私の家までくるでしょう?」

リュエナの問いかけにシノンは首を縦に振ると、当たり前のことのように聞いてくる。

「じゃ、お邪魔しようかな」

特に手がかりもなく里を歩いていれば変化があるだろう…。そう安易に考えていたリュエナにとって、シノンの家で道草をするのも問題ないだろうと思った。

 シノンに連れられて何件かの家屋を通り過ぎると、ひと際小さな、お伽噺に出てきそうな丸太づくりの家屋が見えてきた。どうやらあの家を目指しているようだ。

「あれがシノンの家?可愛いわね」

「あら、ありがとう。さぁ上がって」

シノンに促されるまま中に入ると、中央に木製のテーブルとそれを囲むように置かれた4脚の椅子。右側に食器棚とキッチン。左側には扉があり、恐らく別の部屋へ続くものだろう。シノンは座るように促すとキッチンに立ち紅茶を入れる。リュエナは言われた通り座ってシノンのもてなしを静かに待った。

「今これしかないけれど」

「大丈夫よ。紅茶、好き」

「そう。ちょっと見せたいものがあるからゆっくりしていて」

「…また同じような本?」

背を向け扉に手をかけるシノンに恐る恐る問いかけてみる。

「…どうかしらね?」

シノンは振り返ってニヤリと笑った後にすぐ扉の奥に姿を消した。

――な、なんか怖い…;;;

自分でも気づかぬうちに相当トラウマになっていたらしく、リュエナは冷静になろうと紅茶のカップを手に取るが手が震えて紅茶の表面が波打ってしまっていた。

「おまたせ」

ほどなくしてシノンが両手で正方形の木箱を大事そうに抱えて戻ってきた。リュエナの隣に座り、箱の蓋を開ける。中には紫のビロードに包まれた直径10cm程度の水晶球が収められていた。

「綺麗ね…」

リュエナは感嘆のため息とともに呟く。

「そうでしょう。リュエナ、これを持って」

リュエナの言葉に同意しながら、シノンはそれを大事そうに両手で木箱から取り出すとリュエナに差し出す。なんだか神聖なものに触れるような、大切なものを渡されているような気がして、水晶球を受け取る手が震えた。

「願って。貴女が望むものに。指輪でもネックレスでもピアスでも。或いは身を守る為の盾や悪しきモノに抵抗する為の剣とか。肌身離さず持ち歩けるものを望み、願って」

リュエナの掌に水晶球が収まると、シノンは両手をリュエナの手に添えるように覆い、同じ目線でジッとこちらを見つめる。その蒼は深淵を覗き込んでいるような錯覚を受け、引き込まれてしまいそうになる。

――私の…望むもの…

まるで催眠術にでもかかってしまったかのように素直にシノンの言葉を受け入れ、願う。すると、今度は水晶球が純白の光を放ち始めた。

「え…っ?!」

リュエナは突然のことに驚き、思わず手を引っ込めそうになる。しかし添えているだけと思っていたシノンの手にしっかり抑えられてそのまま光の収束を見守る形になった。

 しばらくすると光が消え、水晶球が縮んで両の掌に覆われていることに気付く。シノンはそっと手を離すと、

「開けて」

リュエナに中身の確認を要求する。リュエナは言われたままに掌の中に納まったそれを見せるように開く。リュエナの掌には先端に真珠のような白く大きい宝石。その宝石を囲むように小さな宝石がちりばめられたヘアピンが乗っていた。

「素敵。付けてあげるわ、貸して」

シノンに言われるがまま、そのヘアピンを差し出す。シノンはそれを尊いものを手にするように慎重に触れると、大切なものに触れるようにリュエナの髪にヘアピンを付けた。

「よく似合っているわ」

「ありがとう。でも、こんなもの貰ってしまっていいの?」

「あら、これは元々貴女のものよ」

恥ずかしがりながらシノンに質問をすると、奇妙な答えが返ってきた。リュエナは首をかしげて言葉の真意を考える。

「…じゃ、改めて自己紹介するわ」

シノンはそう言うと、椅子から立ち上がってすぐリュエナの正面に跪く。目を丸くして呆然とするリュエナをよそに、シノンはリュエナの右手を手に取ると言葉を紡ぎ出した。

「お久しぶりでございます。わたくし、今代の光の巫女に就任しておりますシノン・ルシファリアです。貴女様のご健勝なお姿、拝見できて嬉しく思っております。どうぞ今後ともよろしくお願い致します」

「え……へ…っ?!」

「あー…堅苦しい挨拶は肩が凝るわね。もう椅子に座っても?」

声を上ずらせて驚いているリュエナをよそに、シノンはすでに普通の口調に戻って元の位置に戻ることを所望する。リュエナは声もなく首を縦に振ると、すぐに立ち上がって椅子に腰を下ろした。

「私のこと、知ってたの…?」

「そうよ」

やっと絞り出した声で質問すると、あっさりとした答えが返ってくる。

「じゃあなんで、最初に初めましてなんて言ったの?!」

「あら心外。私はそんなこと、一言も言っていないわ」

リュエナの声を荒げた質問にもあっさりとした答え。そして記憶を掘り起こしてみれば…。

――…確かにっ!

シノンの言う通りだった。

「じゃあ何で言ってくれなかったの?」

「そりゃあ、ジェレミアから命からがら逃げ延びてきた仲なのに忘れられているなんて…シノン寂しい」

シノンは右手を頬にあて、しなを作って答える。リュエナの問いに真剣なのか冗談なのかわからないような返答をされた。

「本当は、私からそろそろ出向かなくてはと思っていたの。でも貴女からこちらに来てくれるなんてね。龍珠と惹かれあっているってことなのかしら」

「じゃあ、あの水晶球が龍珠?」

「そうよ。継承者のみが自由にその姿かたちを変えることができるの。さ、出発の準備をするわ。もう少し待っていてくれる?」

話が一区切りつくと、シノンは立ち上がって再び部屋を出ていこうとする。

「出発って、どこへ?」

「何言ってるの。龍珠が継承者の手に渡ったのよ。巫女は龍珠とその継承者を守護するのが役目」

質問に答えるシノンは、この先は言わなくてもわかるでしょうと言いたげにリュエナを見つめる。

「っそうね、行きましょう!他にも聞きたいことが沢山あるし!」

「えぇ、道すがら答えましょう」

…なに言ってんだよ…俺は、俺はまだ、親父を超えてねぇじゃねぇか!今日の手合わせだって、親父はまだまだ余裕があっただろ!!
 

先は

 投稿者:  投稿日:2017年 9月10日(日)22時28分3秒 KD182251250015.au-net.ne.jp
返信・引用
  「 あ、いたいた。おーい、コウー! 」

と、そこに月詠がパタパタと小走りで向かってきていた。軽い考え事をしていた為か、月詠の声が聞こえて反応するまでに意外と時間がかかった。声を飯の前のやり取りに軽い既視感を覚えながら、俺はストンと小岩から降りる。
「考え事してたのー?」と、コテンと小首を傾げる。コイツ意外と鋭いな、いつもなにも考えてない馬鹿面してるくせに。

「 別になんでもねーよ。で?何かあったのか? 」

「 え、あ、いや!あのね!コウ、どうせ今日のご飯全然食べられなかったんでしょ? だから、はい!慈悲深い私からの恵みだよ! 」

えへへ、と屈託のない笑顔を浮かべ、月詠が差し出したのは小さな小包だった。
それを受けとり中を覗くと、数個の握り飯が姿を出しす。
それには思わず俺もおおと声を漏らした。

「 飯か。気が利くな月詠、あんがと 」

「 そそ!時間がなかったからこれくらいしかないけどね。もっと褒めてよ! 」

「 おい量が少ねーぞチビ、もっとなかったのかよ。ったく、気が利かねーな 」

「 うわ!さっきと真逆の事いってるよコイツ!! 」

条件反射のように返した言葉に妙に嬉しそうな口振りでそう返してきた月詠。
ちゃんと俺が振りに応えたのに満足したのか じゃあ、やること残ってるから! と最後まで喧しく去っていった。
んー、と口に握り飯を放り「 …んめぇ 」と、去りゆく小さな背中に向けて同じくらい小さな声で呟いた。



結局今日は魔獣狩りには行かなかった。途中、月詠から飯をもらいはしたものの俺の腹の虫は機嫌が悪く、それに親父に無駄な体力を使わされたのもある。
早々に親父不在の中稽古を始めた。
普段はちゃらんぽらんな親父だが、稽古の時は至って真剣だ。俺の僅なミスも見逃さず、的確な指導を行ってくれる。本人の強さも言わずもなが。そこだけ見れば尊敬に値する人物なだけに、いつもの生活がポンコツなのは何故なのだろう。本当に残念な奴だ。
親父以外に武道で俺に技術的な指導を施してくれる人物はこの屋敷、里の中にはいない。
そのため今日の稽古は基礎を繰り返し、後は親父をぶっ飛ばす為のイメージトレーニングだ。
基本となる型を1つ1つ100回はこなす。これだけで相当な時間になるが、親父はこれを続けることが一番重要だと語っていた。一通り終わらせたところで次はイメージトレーニングに入る。
前回の親父の動き、自分の動き、何が駄目でどこがよかったかを反芻する。
集中力を研ぎ澄まして振るう木剣。どくんどくんと脈を打つ、俺に流れる雄々しい血液。
道場の中では俺の叫び声だけが木霊した。

 

かか

 投稿者:  投稿日:2017年 9月10日(日)22時26分7秒 KD182251250015.au-net.ne.jp
返信・引用
  親父が俺を連れてきたのは、里の郊外にある近隣の森の、更にその奥にある丘の上だった。
森には何度も魔獣狩りに来たことはあったがそう詳しく探検したこともなかったので、こんな場所があったとは驚きだった。
そこからは空に浮かぶ月が何時にもまして映えており、生い茂る草花は緩やかな風に揺らされ、心地のよい空間を広げていた。

親父はその丘に腰かけると、ポンポンと横を叩いた。ここに座れ、という事だろう。

「 …んで、どうしたんだよいきなり。こんな所に連れ出して 」

促されるがままにそこに腰を下ろすと、親父の方に顔を向け早速理由を尋ねることにした。「んー?気になるか?そうだよなぁ、気になるよなぁ」とわざわざもったいつける親父に苛立ちを隠せず、声のトーンが少し下がる。

「……いいからとっとと喋れよ。…急に里の外に出てったと思ったら、いきなりこんなとこに連れてきやがって…」

「ハッハッハッ!まあそう怒るなコウ。まあ今日出掛けたのはちゃんと理由があるんだ。言ったと思うが、近隣の里に用が出来たんでなぁ。大急ぎで回ってきた。いやあ、疲れた疲れた」

「そりゃあ御苦労様だったな。俺は一人でずっと稽古やってたけどな」

「良い眺めだろう? 父さんな、ここから見る月が好きなんだ」

「……そうだな。綺麗だとは思う」

すると、親父は荷物の中から酒を取り出した。

「お前のお祖父様に父さんも同じように連れられてなぁ。その時もここで共に酒を飲んだんだ。その時に思ったねぇ、俺の息子ともここに来ようって。」

「へぇ…親父がそんなこと思ってたんだな。」

「ああ、存外にいいもんだぞ。ほれ。」

そう言って親父は俺に酒を差し出した。親父はこの手の嗜好品に普段は手をつけない。少し意外だったが、それよりも俺は何故親父がここに呼び出したのか、その理由の方が気になっていた。
それから暫くは他愛ない話を続けた。
俺のお祖父様の話。母さんの話。親父の昔の話。あとは───…。

どれもこれも下らなくて、俺は自然と笑っていた。こんな状態で親父と二人きりになることも滅多になく、とても新鮮な気分だ。

そして随分と時間が流れた頃、親父はふと語り始めた。

「それでなぁ、コウ。今日お父さんが外に出た理由、ちゃんとお前に話さなくちゃならなくてなぁ」

「いきなりどうしたんだよ。もうんなこと忘れてたぞ俺」

「いやなぁ?今日お前の稽古つけてる時に、まぁたお前強くなってたからなぁ。父さんビックリしちゃってなあ」

「いや親父まだまだ余裕だったろうが」

「余裕なんてなかったよ。まだお前の動きがスローモーションに見えてただけで」

「余裕あるなしの次元じゃねぇぞそれ…実力差歴然じゃねぇかよ…」

「まあ父さんから見ればコウなんてまだあかん…いや、赤ん坊みたいなもんだしな」

「言い直せてねぇから。普通に俺の事馬鹿にしてっから」

「まあそうカリカリするなよコウ。」

「カリカリさせてんのは親父なんだよ」


 

 投稿者:  投稿日:2017年 9月10日(日)22時23分6秒 KD182251250015.au-net.ne.jp
返信・引用
  「───っらぁあああああ!!!」

道場に響き渡る猛々しい声。その気と共に木剣を勢いよく振り抜く。我ながらにかなりの速さだ。
だが、その動きを完全に見極めていたのか、親父は最小限の足運びで斬撃を回避する。

「ちぃっ!」

「遅い!」

空を切った木剣を方向転換させるも間に合う筈がない。
一拍速く親父の握る木剣が俺の胴に直撃する。
一瞬息がつまり、ばたりと俺はその場に倒れた。
仰向けになって天井を眺める。……悔しいな、畜生。
はぁはぁと息を荒げる俺に、親父は手を伸ばしてきた。

「大分なってきたなぁ。が、まだまだ甘い所があるがな!」

俺はその手をつかんで苦々しい顔を浮かべる。汗1つかいてねぇぞコイツ。しかもへんてこな笑顔しやがって。何て奴だ。

「…くそ、今日こそはいけると思ってたんだけどな…」

「なぁに、お前に負けるほど父さんはまだ衰えてないぞ?はっはっはっ!」

「二百は歳いってるだろ…化け物め…」

お前にだけは化け物呼ばわりされたくはないなぁ、と親父は苦笑して俺の体を起こした。
どう考えてもお前の方が化け物だろうがと言い放ちたいところだが、言ったところで無限ループが待ち構えているのは瞭然なので口を閉じる。

一頻りの礼節を終え、道場の外に出て顔を上げると、いつものように青い月が浮かんでいた。
常夜を照らす月はいつもと変わらない美しさを映している。

「コウ、早くいくぞ。飯に遅れる」

「わかってんよ!」

先に行く親父催促され、その背を追いかけて俺はその道の後ろを駆けて辿った。



ここはソルスヴェイユに数あるある村の1つ、里と呼ばれる吸血種の集落だ。
ここで俺は里の長の息子として生を授かり日々を送っている。
毎日親父と稽古をし、そのあとは飯をくって魔獣狩りに。それを終えればもう一度稽古をし、もっかい飯を食って最後の最後に体を動かして寝る。
そんな毎日、他愛ない日常。
強さを追い求める事のできる日々は、とてつもなく有意義で、果てなく充実していた。



稽古を終え少し長めの風呂に入り、飯を食いに居間へと向かう。地味な広さを誇る屋敷だが、その中を慣れた足取りで進んでいく。
鼻歌交じりに廊下を歩いていると、後方から聞き覚えのある声が俺の名を呼んだ。

「あ、コウだ。今日はご飯食べないの?」

「…ん? なんだ月詠か。 今行ってるんだよ」

振り向いた先には、花柄の黒い着物で身を包む従者、月詠の姿があった。
俺より背丈は一回り小さく、髪は俺よりも短い。俺の特徴を逆さまにしたような奴だ。
飯を食わないなんて、そんな訳がないだろう。
当然のように俺が返すと、月詠は不思議そうに首を傾げた。

「え?…でも旦那様、スゴいたっくさんご飯食べてたけど…。てっきりコウが食べないからその分も食べてると思ってた」

「何ィ!?あのクソ親父俺の分まで食うつもりか!!」

「長風呂してるコウが悪いんじゃない?」

「うるせぇ!!ちょっと行ってくる!!」

即座に駆け出す俺。「あ!廊下入っちゃダメだよー!」と声が聞こえるが知ったことではない。大急ぎで居間に向かい、そこに続く戸をピシャリ開けた。
そして、目の前に広がるのはたくさんの空の皿。たらふく食い終えたのであろう横になった親父の姿。そして、上品な所作で食事を行う母の姿だった。

恨めしそうに見る俺の視線に気が付いたのか、親父はニタリと顔を歪ませる。

「遅かったなコウ。もう殆ど残ってないぞ」

「この野郎…本当に全然残ってねぇ…!」

「言ったろう? 飯に遅れるぞって。遅れた奴に残す飯はない」

「風呂入ってる時に『熱湯の中で座禅組んでを千数えたら精神力つくぞ』っつったのも親父だろうが!!あれ嘘だったんだな!!!」

「 えっ、あれ信じたのかお前www 馬鹿だなぁwww 」

「すげぇ腹立つ!!!この────っ」

なんなんだこのクソ野郎。
思わず大きい声で反応する俺は怒りをそのまま爆発させようとしたところで、その横に座っていた母がピシッと音を立て箸を卓に置いた。
その音に思わず続く言葉を飲み込んで、恐る恐る母を覗く。綺麗な姿勢で茶を飲んでいた母は、俺に視線を寄越すことなくゆっくりと湯飲みを置いた。

「コウ、静かにしなさい」

目を瞑りながら呟かれた短い一言。何とも言えない威圧感に俺は気圧される。

「うっ…!!ぐぅう…!!……ゴメン、母さん…!!」

「コウは母さんに弱いなぁ~ww そういう所は可愛いのになぁ~ww」

こんな母はとはうってかわり、相変わらずテンションのうざったらしい親父。
………ぶん殴りてぇ。母さんがいなかったらマジで蹴り飛ばしている所だ。

「おいクソ親父…!テメェ後で覚えてろよ…!!」

「コウ、そういった口の聞き方はよくないわよ。あなたも、あんまり虐めないの。全く…ほら、早く座りなさい。母さんの分けてあげるから」

「…いや、いいよ母さん。ムカつくけど親父の言う通り遅れた奴が悪いから。…本当、ムカつくけど」

母さんは甘いなぁ、コウは甘えん坊だなぁ。とは親父。
そう?と少し心配げに視線を寄越すのは母。
親父を睨み、母には大丈夫だからと念をおし、腰をおろして残された僅かな飯を頬張る。

すっかり冷めてしまったご飯をささっと胃に注ぐと、不意に「そういえば」と親父が口を開いた。

「コウ、今日の魔獣狩り休みだからな。一人で行ってきてもいいが、無茶はするなよ」

急に何を言い出すのだろう。今の言い方は嘘ではなさそうだ、余計に理由が気になる。

「なんだよいきなり。なんかあんのか?」

すると、親父はわざとらしくコホンと咳をだし、声音を変えて返した。

「お父さん、少し用事が出来たから少し里の外にお出掛けをしてきます。ですから、今日の狩りはお休みにしますね」

「母さんの真似するなよ、気持ち悪い」
「そうですよあなた。真似しないでください。虫酸が走ります」

「あれ!?母さんも敵になった!?」

明らかに母に似せた、全く似ていない物真似は大不評だった。母さんも珍しく辛辣な言葉を親父に浴びせる。

「そんな事どうでもいいけど、その用事ってなんだよ」

「どうでもよくない!!母さん、俺が悪かった!!だから機嫌をなおしてくれ!!」

「ハイハイ、わかりましたよ。だから少し大人しくね?あなた」

「わかったよ母さん!!俺、静かにするよ!!」

「それは本当どうでもいいから!!その用事は何なんだよ親父!!」

どうしてこの親父は俺の言うことをこうも聞かないのだろうか。
その後も親父のドタバタは一向に収まらず、いつにもまして騒がしい食卓はこの後も暫く続いた。結局、親父の用事は聞けず仕舞いだ。



余計な体力を使ってしまった飯の時間を終え、俺は庭にある小岩に寝そべっていた。本来なら魔獣狩りに行く時間だが、腹の虫が俺のやる気を阻止してくる。

「 あー腹減った… 」

キュルキュルと腹の虫がなく。
…流石に、あの程度の量ではキツかったか。無理せず母のを分けてもらえばよかったと軽く後悔する。
あー…あー…と呻き声をあげ、母が見たら間違いなく怒るであろうだらしのない格好を続けていると、ふと庭に植えられた大きな木に目がいった。
確か…サクラの木といったか。時期がくると桃色の花が満点に咲き誇る木。
俺の名もこの木の花が由来と聞かされた覚えがある。…まあ、どうでもいい話だが。
不意に訪れた風が痩せ細った木の枝を揺らす。
パラパラと舞う青葉、サクラの花が咲くのはまだ先の話のようだ。


結局、俺は魔獣狩りには行かなかった。月詠から途中で飯を貰ったが今日の腹の虫は機嫌が悪いようだ。
親父が屋敷に帰ってきたのは、早々に始めた二度目の稽古が終える間際のことだった。
道場の後片付けをしている最中に親父は一度俺の元へやってきて「この後出掛けるからお前も準備しとけよ」と一方的に告げ、屋敷にすぐ戻っていった。
ツッコむ気力が残っていなかった俺は何も言わずに全ての片付けを終らせ屋敷に戻る。すると、既に準備万端といった出で立ちで親父は待ち構えていた。

「さぁ、行くぞコウ」

「いや待てよ。準備も何もしてねぇぞ」

「父さんはしたから大丈夫だ」

「俺が大丈夫じゃねぇだろ……っておい、待てよ!どこ行くんだよ!」

もうなんなだろう、今日の親父は。いつになく変人だ。
いいからいくぞ、と、俺は親父に引きづられ、為す術もなく外へと連れ出されたのだった。

 

悪魔

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 5月17日(火)11時15分58秒 w239-168.dyn.u-ryukyu.ac.jp
返信・引用 編集済
  ─────死に損ないの人間よ、悪魔の囁きに乗るのはいかがか?─────

[ 名前 ]
アナザー - Another -

[ 性別 ]


[ 種族 ]
悪魔族

[ 年齢 ]
???

[ 身長 ]
179cm

[ 体重 ]


[ ステータス ]


[ 容姿 ]
黒い長髪、長身の悪魔。常に仮面を着けている。
詳しい見た目についてはイメ画を参照。

[ 人物 ]
“人”と呼ばれる、理性を持つ獣が世界に生まれたその時から存在した、とされる原初の悪魔。
悪魔と言っても人に危害を加えるようなことはせず、人の嫌がることや恥ずかしいことをぐいぐいと攻めることを好んでする変態。
悪魔としての残忍性も持ち合わせてはいる。

[ 所属 ]
無所属

[ 異能 ]
『 “ 相反するが故に、その体現は忠実に ” 』 - アナザー・アンチ・アストラル -
人々が敬い、奉りあげる神の逸話、“神話”を実現化させる異能。
この能力から派生した武具が存在する。だがそれらはあくまでも模造品であり、オリジナルではないため出力は劣化している。

『“ 変幻自在の公爵 ”』 - カメレオン -
体をイメージ通りの姿形に変える力。龍だろうが虫だろうが、道具だろうが、如何なるモノにでも変身することができる。

“ ” - -


[ 武具 ]
神槍 “ Gungnir ” - グングニル -
北欧神話に登場する、守護神オーディンが所有する代表的な神の槍。
投擲されれば必中。一度放たれれば最後、狙われた“的”は成す術なくその命を落とした、とされる神装兵器。
神性の高い伝説ゆえ能力による実現がかなり困難であったがため、実現させた能力は『自動で追尾し、遠距離から放てば放つほど威力を増す』力という中途半端なものになっている。
速度は敏捷Eが辛うじて捉えられる程度。

死槍 “ Gay-borgue ” - ゲイ・ボルグ -
ケルト神話に登場する、英雄クーフーリンの持つ真っ赤に染まった死を纏う槍。
投げると30本の鏃となって相手に降り注ぎ、突くと相手の体内で30本の刺となって炸裂する凶悪な戦略兵器と化す逸話が残されている。
実現させた槍の効果は前者の派生で、「所有者の間合いに30本以内の槍を複製する」力。本数が多くなるほど時間がかかり、短縮し且つ大量に複製するとかなり脆い槍が生まれる。また、ある程度操作性は効く

天槍 “ Brionac ” - ブリューナク -
ケルト神話に登場する太陽神ルーの持つ、天を穿ち、優雅に佇む美しき槍。
実際にはブリューナクと呼称される槍はケルト神話に記されてはいないが、今の世界ではこの名で広まっている部分もあり、実現させることが可能となった。


激槍 “ Trident ” - トライデント -
ギリシャ神話、最高神ゼウスの兄弟である、“海の父”、ポセイドンの持つ荒れ狂う激流の海を統べる槍。
実現させた能力は「水を放出・操作する。」力。
放出される水は槍の周囲から遠くには離れる事は出来ないが、所有者が槍を振るうことでその先に直線的に放つことは出来る。

絶槍  “ Trishula ” - トリシューラ -
ヒンドゥー教の神、シヴァ神の持つ、絶大なる“破壊”の槍。
この槍には特に能力はなく、ただその刃には圧倒的な破壊力が宿されている。

英槍  “ Rhongomyniad ” - ロンゴミアント -
ケルト神話の派生、かの有名なとある騎士王の伝説に登場する、民の希望を背負った英雄の、支配者の、王様の槍。

憎槍   “ Another ” - アナザー -


[ 形態変化 ]
“ 咎堕 ” - トガオチ -


“ ” - -


[ 経歴 ]


[ 備考 ]


[ 関係 ]
千丈 司…契約者の少女。魔力を供給し続け延命させている代わりに、彼彼女の肉体を媒介として彼はこの世界に形を持って存在できている。

「我輩は人をこよなく愛する悪魔である。だがしかし、悪魔であることに変わりはない。主様よ、どうか我輩を飽きさせないでくれたまえよ。」

http://

 

ふふ

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 5月11日(水)02時02分48秒 p121237-ipngn200303yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  ─────さあ、終演の円舞曲(ワルツ)です。共に、躍り狂いましょう─────

[ 名前 ]
アラスティア=フィルハーツ

[ 性別 ]


[ 種族 ]
人間

[ 年齢 ]
25

[ 身長 ]
178cm

[ 体重 ]
65kg

[ 容姿 ]
淡い橙色の瞳。
中性的な顔だちをしている。
肌の色は透き通るように白く、左胸には何かが埋め込まれていたような十字型の痛々しい傷痕が残されている。
髪は薄い栗色で、片方だけ伸ばされ2つにまとめられている。理由は「その方が美しいから」とのこと。
服装は基本的に黒を基調とした司祭服を着用し、お気に入りの黒いブーツ、手には白い手袋をはめている。

詳しくはイメ画を参照。

[ 人物 ]
紳士的な性格で、基本的に誰に対しても敬語を扱う。
その立ち振舞いから良識的に見られるが、過去は胸に埋めこんでいた十字架に宿る悪魔にとり憑かれ、人格に酷い歪みが生じていた。
だが、現在は胸にあった十字架は摘出され、元の性格に戻りつつある。

[ 所属 ]
元「Rhapsody」
現在はカトリック教会。

[ 武器 ]
魔装二挺拳銃“ Adam - Eve ”- アダム・イヴ -
黒と白銀の二挺拳銃。
黒の拳銃をAdam , 白銀の拳銃をEveという。
魔術式を組み込んだ特殊な構造をし、弾丸は所有者の魔力で構成され、溜めこんた魔力量によりその威力も変化する。
最小で普通の弾丸程度、最大規模は大きなクレーターを生み出すほどの威力。
仕込まれた術式は両の拳銃共に「所有者の指定したものに衝突するまで追い続ける」こと。
魔力特性として弾丸には他者の魔力を喰らい吸収し威力を増す。
また、通常の弾丸も装填可能である。
使用する弾丸は礼拝儀礼を終えた聖水複合の特製13mm徹甲銀弾。鉄アレイぐらいなら余裕で風穴をぶちあける恐るべき破壊力。
最大装填数は12発。

【 『 “ 神約聖書 ”- シンヤクセイショ -
表紙がダイヤモンドで出来ている特別製の聖書。
名の意味は文字通り『神と契約をせし者の聖書』。
所持者の魔力の上限を底上げさせる。
また、所有者と魔力でリンクし意識すれば操れる。
書物の中にはさまざまな魔術式や魔方陣が仕込まれており、それらから魔術を展開する。

断罪の劍 “ 殲滅者 ” 』  - スペルディア -
万物の魔を狩る為に存在する聖剣。
十字架をモチーフとされたそれは、刀身から柄に至るまでその全てを銀で造られた。
全体的に細く、鋭い。重量はそこそこだが、彼にとっては丁度いい重さだという。
この聖剣は全ての魔を葬る為に生み出されたもので、斬れぬものは存在しないとされる。
それがたとえ実体のないものであったとしても。
何者かの意思、または形、概念理念、この世の理。
それら全てを斬り伏せる、神の生んだ悪魔の聖剣。
この聖剣自体も理から外れたようなもので、破壊することは叶わない。

[ 魔術 ]
【 『 “ 聖母ノ光 ”- ヴィエルジュクラルテ -
光属性の魔術。
神父となるために修めるべき基本魔術であり、同時に極めれば同系統魔術の中でトップレベルの破壊力を誇るとされるもの。
魔術性質は“魔”の浄化。魔力を固定化して攻撃を行う。
魔方陣を展開し構築してから攻撃を放つ。魔方陣展開は「神約聖書」と連携し行う。

【 『 “ 白焔 ”- ブランフラム -
火属性の魔術。
魔力の性質的に若干聖属性が付与され、本来赤い筈の色が白くなり神聖さを持ち合わせた聖火の魔術となった。
美しく燃え盛る炎は、触れたその瞬間に爆発を起こす。
それはその炎に籠められた魔力が膨大であればあるほど、その規模も比例してゆく。
「神約聖書」で魔方陣展開をアシストしている。

[ 能力 ]
【 『 “ 神様達ノ手腕 ” - ディユーラブラ -
神の手をこの世に顕現させる異能。
各々が異なった風貌だが、大抵は普通の人と同じくらいの大きさをしている。
顕現された時は宙に浮いたような形になる。

- 破壊神ノ御手 -
破壊を司る神の手。
大きさは筋肉質な男性のような腕で黒色。
この手に触れた形のあるものは一切の理由を問わずに破壊し、粉砕し、玉砕し、大喝采される、ただ圧倒的な破壊。
ただし、それはあくまでも形のあるものに限定される。
担い手の存在する武具にはこの手による破壊は効かず、接触するのみとなってしまう。
また、この手の周囲に衝撃波を生み出す力も備えている。普段は此方を多用している。

- 無神ノ御手 -
無を司る神の手。
細く小さな子供のような大きさに、目をよく凝らさないと見えないような、朧気な腕。
この手はアラスティアが脅威とみなしたものすべてを触れた瞬間に無に帰す力を持つ。
ただ、相手の武器による直接攻撃と“命の存在”だけは無に帰すことが出来ないとされている。
1度使用すると5ロル間は使用不可。

- 守護神ノ御手 -
守りを司る神の手。
かなり巨大で、崩すことのできない不滅の手。
守護と名は冠するものの、物理攻撃も可能。
破壊神の手とは別の意味で凄まじい破壊力を兼ね備えている。
当然のことながら守ることは秀でている。
アラスティアに接近する脅威を薙ぎ払う。
しかし、魔力耐性が少ない。

- 炎神ノ御手 -
炎を司る神の手。
この手に形は存在せず、炎が手の形を模して現れる。
発動者は炎を生みだし、意のままに操る事が可能となる。
全てを焼きつくす神の豪火で灰の世界を造り出す。

- 水神ノ御手 -
水を司る神の手。
この手に形は存在せず、水が手の形を模して現れる。
圧倒的なまでの水を操ることが可能。
温度調節も可能で、瞬時に凍結もできる。

- 雷神ノ御手 -
雷を司る神の手。
この手に形は存在せず、雷が手の形を模して現れる。
腕事態は形を保つのに力を裂くために、速度は並みよりも少しばかり速い程度。
ただ、分離され放たれたものはただ雷で、速度もまた同様。

- 風神ノ御手 -
風を司る神の手。
この手に形は存在せず、その姿は風がうっすらと手の形を模している。
風を操り流れを操る手。
強風暴風果ては竜巻と、なんでもあり。

- 女神ノ御手 -
癒しを司る神の手。
この手が起こすもの、それは揺るぎのない回復の奇跡。
常時体内に顕現さている唯一の手。
身に起こる異常を悉く回復させる。また、人間が死に至る様な環境下に置いても全く問題なく行動が可能。
この手のもたらす最たるものは、“復活”の奇跡。
顕現者が死してもなお、24時間後にこの世界へと再び戻る。
他者の回復も可能。

- 天使ノ御手 -
神を補助する天使達の手
人間と差し支えない程の大きさ。
アラスティアの補助を行うだけの、ただそれだけの手。

【 『 “ 神装 ” - ディユブルート -
顕現した神の腕を自身に反映する能力。
用は、自分の腕に神の腕の能力を付け加えるというもの。
その際は外見的特徴も変化するが、大きさなどは元々の腕と変わりはしない。

[ 経歴 ]
堕天の悪魔“マスティマ”を取り入れた彼は、凄まじい膂力を手にした反面、その誠心を汚染され、人々を次々と殺害するシリアルキラーと化していた。
ここ最近は学園都市内で活動を行っていたが、発足した2つの組織の抗争、特に“正義側”の組織により活動に支障をきたし、悪側であるRhapsodyに所属する。
その後は時折流れる情報で一般人や敵対組織Amberのメンバーを虐殺・交戦を重ねる。
後にRhapsodyが計画した大規模な学園都市の破壊工作に参加。
自身は第一学区を担当し、一方的な蹂躙を繰り広げていたところで、Amberのメンバーである赤羽ひたぎ、千丈司と交戦。
戦闘の末に敗北し、胸に埋め込まれた十字架を摘出される。
以後、長い間十字架の精神汚染にボロボロになった心を癒すために暫くは気を失っていたが、復活。
とり憑かれていた期間の記憶を無くすも、教会に戻り元の神父として働いている。

[ 備考 ]
元々は捨て子。凍える雪の日、とある孤児院の前に置き捨てられていた所を、孤児院の神父から発見され保護された。
カトリック系の神父。
ヴァチカン内に存在する武装機関に在籍し、祓魔(エクソシズム)を基本的な仕事としている。
階級は神父であるが、所属する組織の特性上その権限は司教に匹敵する。

[ 関係 ]
シスター・アルジェント…憎たらしい義理の娘。色々と手を焼くものの唯一の家族として大切に思っている。

「」
 

鬼と竜と人と

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 3月12日(土)00時01分33秒 p55178-ipngn200301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
球磨川 楓 -kumagawa kaede-

[性別]


[年齢]
8歳

[種族]
鬼・龍・人の三種混合。
割合は鬼と龍が4割、人が2割。

[身長]
144cm

[体重]
35kg

[容姿]
イメ画参照。
基本的に和服。
姉たちのセクハラや、お下がりという理由により女物ばかりを着せられている。
その性で女と思われることが多い。
腰までのびた髪の色は薄い紅、瞳は赤。
小さな角と龍の尾を生やしている。

[性格]
素直で活発的。
家族を愛しているが、日々セクハラする姉たちは苦手と思っている。
正義感が強く、TVのヒーローの様な存在に憧れを抱いている。

[所属]
無所属

[武器]
【 夕凪 - yunagi -】
「緋桜昏月丸」により生まれた妖刀。
美しい刀身をもった名刀で斬れぬものはないという。
“斬念”の能力を宿す。

【 夜凪 - yonagi -】
「緋桜昏月丸」により生まれた槍。
黒塗りの長槍で大きさは身の丈ほど。
“理観”の能力を宿す。

[能力]
《 斬念 》
身体の周囲に斬撃の概念を展開し、触れたものを何であろうと斬撃・切断する。切断の威力は概念の密度に比例し、密度と対象の硬度によっては切断できない。
この力により他者から干渉を受ける能力も斬り裂き無効化出来る。
炎や電気、霊体など実体の無いものであっても、概念に触れれば切断され分たれる。
概念を飛ばす事も可能。
基本的に概念を認識することは出来ないが高密度に集中させると緋色のオーラとして知覚できる。

《 理観 》
理を観る力。
第六感とも言える、この世の真実を捉える感覚。あらゆる偽装を見破る事が出来る。
動体視力、遠隔視力、直感、などなど高い知覚能力も付随し、使い熟せば光の速さだろうと感知することが出来る。

《 言霊 》
球磨川家に代々伝わる異能。
言葉や文字の意味を具現化、投影する。
幼いあまりに彼はこの能力をうまく使いこなせず、一文字の具現化が限度。

- 速 -
行動速度を上昇させる。
効果は倍速程度。肉体にかかる負担は少ない。

- 攻 -
攻撃に関する力を上昇させる。
岩を粉砕する程度には上げられる。

- 硬 -
耐久力など、守りに関する力を上昇させる。
生身で刃物を受け止めると少し血を滲ませる程度には上げられる。

- 癒 -
傷ついた体を癒す。
大きいケガは直ぐに治らない。

- 呼 -
所有物を周囲に呼び寄せる。
予め刻印を結んでいる必要がある。

- 戻 -
所有物を指定した空間に転移させる。
予め刻印を結んでいる必要がある。

《 龍を統べる者 》
生まれでた時よりその血に宿った宿命のようなもの。
“龍族”の王となりうる素質を持った者が流す血。
この血を持つ者は龍に血を飲ませることでその龍を“隷属の契り”を結ぶ事ができ、現在は1匹の水龍を隷属下においている。
隷属下にあるものは主の意思で呼び寄せる事ができ、それは次元を越えてもなお可能であるらしい。

- 水龍・アマツ -
字は天。楓が遊んでいた湖に住んでいた龍族。
楓を喰らおうとするもその血に本能的畏怖を感じ隷属の契りを交わす。
大きさは自分の意思で変化できる模様。
最大で45.0m。
高度な知能と滞空能力を持ち合わせ、水龍の名に恥じぬ水のブレスに加えて機動力も高い。
主である楓に従順ではあるが、その他の者には口が悪い。

《 勝利ヲ謳ウ鬼ノ龍 》
楓の理性がとび血が暴れだした形態。
鬼の角さ禍々しくなり、龍の尾は更に延びる。
翼を背に携えたその姿は化物と形容できる程。
比べ物にならぬ程に膂力が膨れ上がり、圧倒的な力で周囲を蹂躙する。

[備考]
球磨川優希と龍酷厳慈の息子。
 

ぶっころ神父

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 3月 7日(月)23時10分2秒 p55178-ipngn200301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
アラスティア=フィルハーツ

[性別]


[種族]
人間(一応)

[年齢]
25歳

[身長]
178cm

[体重]
65kg

[容姿]
淡い橙色の瞳。
中性的な顔だちをしている。
肌の色は透き通るように白く、左胸に黒の十字架を埋め込んでいる。
薄い栗色の髪は、片方だけ伸ばされ2つにまとめられている。理由は「その方が美しいから」とのこと。
服装は基本的に黒を基調とした司祭服を着用し、お気に入りの黒いブーツ、手には白い手袋をはめている。

詳しくはイメ画を参照。

[性格]
紳士的で基本的に敬語。
身なりもそれなりに気を遣っているようで「神に遣える者は皆、身も心も美しくあらねばならない」という信念を持っている。
だがその本質は、十字架に宿る悪魔にあてられ、人格に酷い歪が生じている。
生きることは苦しみ。死ぬことこそが幸せ。
この世は“地獄”であり、人々を苦しみから解き放つために、人を殺め続けるシリアルキラー。
悪感情を持つ人間は“地獄”にいて当然の者として、殺しを行うことはしない。

[武器]
【 魔装二挺拳銃 『 Adam-Eve 』 ( アダム-イヴ )】
黒と白銀の二挺拳銃。
黒の拳銃をAdam , 白銀の拳銃をEveという。
魔術式を組み込んだ特殊な構造をしており、弾丸を魔力そのもので形成し、威力は凝縮された魔力量で変化する。
一発一発の威力は任意で調節をするので、マシンガンのように細切れに撃つことも、ライフルのように重い一撃にすることも可能な仕様となっている。
魔力が最小の威力は通常の拳銃の威力と同等程度、最大限に溜めた際の一撃は、巨大なクレーターを作り出す程の威力となる。
魔力は1レス消費する度に溜まり、最大は5レス。
また、通常の弾丸も装填可能である。
使用する弾丸は礼拝儀礼を終えた聖水複合の特製13mm徹甲銀弾。鉄アレイぐらいなら余裕で風穴をぶちあける恐るべき破壊力。
最大装填数は12発。

【 『 神約聖書 』 ( シンヤクセイショ ) 】
表紙がダイヤモンドで出来ている特別製の聖書。
名の意味は文字通り『神と契約をせし者の聖書』。
所持者の魔力の上限を底上げさせる。
また、所有者と魔力でリンクし意識すれば操れる。
書物の中にはさまざまな魔術式や魔方陣が仕込まれており、それらから魔術を展開する。

【 断罪の劍 『 -殲滅者- 』“ スペルディア ” 】
万物の魔を狩る為に存在する聖剣。
十字架をモチーフとされたそれは、刀身から柄に至るまでその全てを銀で造られた。
全体的に細く、鋭い。重量はそこそこだが、彼にとっては丁度いい重さだという。
この聖剣は全ての魔を葬る為に生み出されたもので、斬れぬものは存在しないとされる。
それがたとえ実体のないものであったとしても。
そこに意思や形さえあれば斬りふせる、そんな悪魔のような聖剣。

[魔術]
【 『 “ 聖母ノ光 ”』( ヴィエルジュクラルテ ) 】
聖属性の魔術。
神父となるために修めるべき基本魔術であり、同時に極めれば同系統魔術の中でトップレベルの破壊力を誇るとされるもの。
魔術性質は魔力の物質化、“魔”の浄化。
物質化された魔力の強度は中々のもの。時間をかければかけるほどその威力も上がる。
魔方陣を展開し構築してから攻撃を放つ。魔方陣展開は「神約聖書」と連携し行う。

【 『 “ 白焔 ” 』 ( ブランフラム ) 】
火属性の魔術。
魔力の性質的に若干聖属性が付与され、本来赤い筈の色が白くなり神聖さを持ち合わせた聖火の魔術となった。
美しく燃え盛る炎は、触れたその瞬間に爆発を起こす。
それはその炎に籠められた魔力が膨大であればあるほど、その規模も比例してゆく。
「神約聖書」で魔方陣展開をアシストしている。

[異能]
【 “ 神様達ノ手腕 ” 】

神の手をこの世に顕現させる異能。
各々が異なった風貌や大きさをしている。
大抵は普通の人と同じくらいの大きさをしている。

-破壊神ノ御手-
破壊を司る神の手。
大きさは筋肉質な男性のような腕で黒色。
この手に触れた形のあるものは一切の理由を問わずに破壊し、粉砕し、玉砕し、大喝采される、ただ圧倒的な破壊。
ただし、それはあくまでも形のあるものに限定される。
また、生物を始め、担い手の存在する武具などにはこの手による破壊は効かず、ただ触れるのみとなってしまう。

-無神ノ御手-
無を司る神の手。
細く小さな子供のような腕に、目をよく凝らさないと見えないような、朧気な腕。
この手はアラスティアが攻撃と判断したものすべてを無に帰す力を持つ。
それがどんなものだったとしても、脅威と見なせば存在もろとも消えてなくなる。
ただ、相手の固有武器による直接攻撃と“命の存在”だけは無に帰すことが出来ないとされている。

-守護神ノ御手-
守りを司る神の手。
かなり巨大で、崩すことのできない不滅の手。
守護と名は冠するものの、攻撃にも利用でき、物理攻撃も可能。
破壊神の手とは別の意味で凄まじい破壊力を兼ね備えている。
そして当然、守ることは秀でている。
アラスティアに接近する脅威を敏感に察知し、それらを薙ぎ払う。

-炎神ノ御手-
炎を司る神の手。
この手に形は存在せず、炎が手の形を模して現れる。
地獄のような炎を撒き散らし、周囲を焼き尽くす。
その最大の威力を喰らえば、一瞬で灰になるほど。

-水神ノ御手-
水を司る神の手。
この手に形は存在せず、水が手の形を模して現れる。
圧倒的なまでの水を操ることが可能。
温度調節も可能で、瞬時に凍結もできる。

-雷神ノ御手-
雷を司る神の手。
この手に形は存在せず、雷が手の形を模して現れる。
腕事態は形を保つのに力を裂くために、速度は並みよりも少しばかり速い程度。
ただ、分離され放たれたものはただ雷で、速度もまた同様。

-風神ノ御手-
風を司る神の手。
この手に形は存在せず、その姿は風がうっすらと手の形を模している。
風を操り流れを操る手。
強風暴風果ては竜巻と、なんでもあり。

-創造神ノ御手-
万物を創造した神の手。
ただただ、そこにあるだけの、普通の手。
ただただ、そこにあるだけで、周りに物を生み出す、イカれた手。
それは物質のみに限り、作物などは不可能。

-女神ノ御手-
癒しを司る神の手。
この手が起こすもの、それは揺るぎのない回復の奇跡。
腕が弾き飛ばされる程度ならばこの手がすぐ回復を行う。
命の蘇生は他人ならば行えるが、自分に行うことはできない。

-天使ノ御手-
神を補助する天使達の手
人間と差し支えない程の大きさ。
アラスティアの補助を行うだけの、ただそれだけの手。

[備考]
“黒十字”による影響で体細胞が著しく変化した。
膂力、魔力ともにずば抜けて優れ、常人ならば両手でも扱うことが難しい拳銃を片手で軽々と使用し、その身には巨大な黒い翼を携えている。

「─────さぁ、終焉の円舞曲(ワルツ)です。共に踊り狂いましょう─────。」
 

聖騎士擬き

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 2月23日(火)01時35分49秒 p62174-ipngn200301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
シルウィ・ル・フェーヴルク

[性別]


[年齢]
24歳

[身長]
166cm

[体重]
■■kg

[容姿]
長い金髪に垂れ目の碧眼、肌の色は白色で、正に西洋人といった風貌。
白や青を基調とした服を好み、ヒラヒラしたものはあまり着ない。

[人柄]
非常にマイペースで、おっとりとした性格。
笑顔を絶やさず口調もゆっくり。
迷子になることが得意。

[武器]
【 断罪の劍 『 -殲滅者- 』 “ スペルディア ” 】
神の定めた法を犯すものに罰を与える、殲滅者の聖剣。
この剣は担い手を選び、選定されたものはその命が尽き果てるまでこの剣と共に過ごさなければならない。
そして相応の力が与えられることとなる。
通常、“聖剣”とあだ名されるものは皆すべからく対魔の力を有し祓魔に適したものだが、この剣は違う。
この剣には、ただ破壊する力がある。
選定されたものは神の法に則り、“法を犯した罪人”を“自ら”が“指定し”、“裁く”。

[異能]
【 『 “ 神風を纏う者 ” 』( ヴァン・ディエス ) 】
行動速度に関する異能力。
体内に貯蓄した魔力を動力源とし、発動の際は常に満タンの状態にしておく必要がある。
異能力の詳細は、身体能力向上と似ている。
指定した“速度”を加速させる力。
それは自身の速度でも構わないし、例えば投擲された球でもそれは変わらない。
加速域は1.5倍、2倍、3倍、5倍速と分かれ、消費されるエネルギーも異なる。
満タンの魔力量を■■■■■とした時、消費するエネルギー↓

能力の持続 ■ ( 統一 )

1.5倍速 発動 ■■
合計で4レス間。
2倍速 発動 ■■■
合計で3レス間。
3倍速 発動 ■■■■
合計で2レス間。
5倍速 発動 ■■■■■
合計で1レス間。

能力を解除した次の行動から魔力の充電を開始し、1ロルで1つ分の回復。

[備考]
アラスティアのお姉さまを自称する変態騎士。
 

狐の人

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 2月 8日(月)00時24分9秒 p12189-ipngn100201sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用
  [名前]
綾本 凪 ( アヤモトナギ )

[性別]


[年齢]
16歳

[身長]
152cm

[体重]
43kg

[容姿]
翡翠色の瞳をした童顔の少女。
明るい茶髪をサイドで三つ編みにしている。
学園指定の制服を律儀に着こなし、その上で魔術師のローブを羽織っている。

[性格]
物静かでおっとりとしている。
マイペースで人に流されやすく、すぐに騙されてしまう。
真面目な性格で成績は優秀。
ブラコン気味で兄の事になると周りが見えなくなる。
本人は無自覚。


[属科]
魔術科 一年生

[武器]
【 銀爪 『 “ 天尊 ” 』( アマノミコト ) 】
白銀の鉤爪。
魔術礼装の1つで、攻撃力は低いが魔力を流し込むことで魔術属性を附与させることを可能にしている。
この鉤爪を利用して魔術を展開し、広範囲において多面的な戦闘を得意としている。

[魔術]
【 “永炎世界” ( エイエンセカイ ) 】
火属性魔術。
世界の名のとおり広範囲の魔術式を可能とした。
広範囲で魔術展開をすればその分威力が欠け、逆に凝縮することで威力を増す。
詠唱で重ねて威力をあげることもできる。
どこかの有名なお寺の“不滅の灯火”は此方の魔術で発現されているらしい。

【 “雪月式”『終ノ氷華』 (ユキゲシキ ツイノコオリバナ ) 】
氷属性魔術。
“雪月式”という魔術式の最終型。
魔力により発現した氷は、美しい華の形を模している。
自由な造形が出来ない分、魔力をこめる量の違いで大小様々な氷の華を造り上げる。
楯にも武器にもできる優れもの。
物質を凍結させることは可能。

[能力]
【 “ 真ノ獣化 ” ( マコトノケモノバケ ) 】
栗川家固有式神憑依術【獣化(ケモノバケ)】。
その術の雛型となった本当の獣化。
獣化は憑依術であるが真ノ獣化は変化術に分類され、数世代に1人の確率でしか発現しない強力なもの。
膂力、魔力の両方を飛躍的に向上させる能力。
発動時は人の形を保ったまま宿る守護獣の特徴が肉体に現れる。
彼女の場合は狐で、狐の尻尾と神々しい雰囲気を纏う。
膂力は獣化程ではないが平均的に向上し、本気になれば鉄の壁を容易に破壊する程までの膂力となる。
魔力においては通常状態の2倍まで引き上げる。

[経歴]
栗川家の親戚に当たる巫女さんの一族、綾本家の次女として産まれる。
年が近い錆丸のことは本当の兄のように慕っており、小さい頃はよく遊んでいた。
10歳の誕生日になぜか【真ノ獣化】を発現させてしまい、その後、栗川家の養子として迎え入れられ名前を「栗川凪丸」とさせられた。
魔術の扱いに非常に長けていて、大抵のことはそつなくこなしてしまう彼女は、所謂天才と呼ばれる部類の人間であった。
その天賦の才と真ノ獣化をもつ彼女は本家の人間達から大変気に入られ、その様子から錆丸からは距離をとられてしまう。
自分の存在で邪魔者扱いされている彼のことをずっと気にかけており、かつての関係に戻りたいと強く思っていた彼女は、高校生になったとき家出のように出ていった彼を追うようにして、この学園に入学する。

[備考]
魔術構造を体内に構築しているために詠唱抜きで魔術を発現でき、かつ自身の肉体に魔術属性を宿せる。
これで手品をしてるらしい。
改名後の名前で呼ばれることを嫌い、凪と呼んでもらうようにしている。
 

猫の人

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 2月 8日(月)00時20分38秒 p12189-ipngn100201sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
栗川 錆丸 (クリカワ サビマル)

[性別]


[年齢]
17歳

[身長]
170cm

[体重]
58kg

[属科]
特級科 2年生

[容姿]
青い瞳を持ち髪は黒ずんだ金髪。
服装は制服を着崩し、比較的動きやすい素材を使っている。
常に尻尾が出ていて、触られるとドラ○ンボールよろしく、全身の筋肉が弛緩しその場にくずれへなへなになる。

[性格]
極度の負けず嫌い。
加えて短絡的で、挑発されるとすぐ血がのぼってしまう。
簡単に言えばアホ。
勉学は嫌いで授業をサボっている。
能力や身体的修行は欠かさず行っている。

[武器]
【 改造拳銃 『 叉旅 』 ( マタタビ) 】
自身が敵の判別に使う専用弾【マタタビ】用の拳銃。特有の匂いを着弾時に付着させる。

【 短刀 『 猫又 』 ( ネコマタ ) 】
切れ味が恐ろしく鋭い短剣。その昔、大妖怪窮鼠に深手を負わせた伝説の短剣…らしい。栗川家の家宝となっている。


[能力]
【 “ 化猫ノ雷 ” ( バケネコノイカズチ ) 】
自身の体表に雷を纏わせ、発生させた雷を操る能力。
自分の所有物(絶縁体以外)にも雷を纏わせる事ができ、人間に触れれば当然感電する。雷の形状も変化させることも自在であり、雷を凝縮させ放電することも可能。
威力は微量の静電気程度から人に感電させる程の威力まで幅広く変化させられる。
神経系の電流を雷の速度にし、人間の限界を超えた速度で移動することもできるが、反動が大きい。

【 “ 獣化 ” ( ケモノバケ ) 】
式神【 猫鬼 ( ビョウキ ) 】の力を肉体に融合させ、身体能力を著しく向上させる憑依術。
目や耳が鋭くなり、八重歯は尖る。というか猫っぽくなる。
身体能力も猫同様、視力は僅かな明かりでも2倍の明かりで見ることができ、暗闇のなかでもよく見えることができる。が、視力自体は優れてはおらず、6㍍先からピントが合わなくなる。そのため聴力で敵の位置を、嗅覚により敵個体の判別を行っている。
平均的に向上する膂力において、瞬発力が抜きん出て優れており、テリトリー内(10㍍)であれば瞬時に詰め寄れる。
また、自分の約5倍ほど上空に跳び上がることができる
持久力はなく耐久戦や長距離の移動は苦手。
動物との感覚的な意識の共有を可能とし、動物との対話をすることができる。

[経歴]
大妖怪“窮鼠”を代々封印し続けている陰陽師系列の家系、栗川家の長男として産まれる。
幼い頃から当主としての修行をさせられるも、才能に恵まれず、陰で落ちこぼれと揶揄され続け、“罰”として体に電流を流し込まれる日々が続いた。
追い討ちをかけるかのように、後から養子として入ってきた義妹は、彼とは対照的な“天才”と言われる人間だった。
持ち合わせた能力共々本家の人間は義妹を持ち上げ、徐々に、彼の居場所はなくなっていった。
だが、そんな状況下になろうとも彼は腐りなどはしなかった。
ただ、負けを認めたくなかったのだ。
本家の人間に、父親に。
「己の力を示す。そして、全てを見返してやる。」
高校入学時、彼はこの言葉を父に告げ、学園への入学を決めた。

[備考]
次期87代目当主。
父親から妖力を無理矢理上昇させる「獄楽薬」という薬を飲まされ、獣化を習得した。
更に罰として体内に蓄積されていった電気が妖力と融合、上手く魔術回路が全身に行き届き、化猫ノ雷をも発現させた。
以来、体から尻尾が生えている。
また、魂に式神が半分混じっている。

「生きる意味っつーのは、誰からか与えられるもんじゃなくて。ボロボロになったって、死にたくなったってなぁ、必死こいて必死こいて、自分で見つけだすものなんだよ。」
 

神の使徒

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 2月 7日(日)19時43分30秒 p62174-ipngn200301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
アラスティア=フィルハーツ

[性別]


[種族]
人間(一応)

[年齢]
25歳

[身長]
178cm

[体重]
65kg

[容姿]
淡い橙色の瞳。
中性的な顔だちをしている。
肌の色は透き通るように白く、左胸に黒の十字架を埋め込んでいる。
薄い栗色の髪は、片方だけ伸ばされ2つにまとめられている。理由は「その方が美しいから」とのこと。
服装は基本的に黒を基調とした司祭服を着用し、お気に入りの黒いブーツ、手には白い手袋をはめている。

以前は銀で出来た十字架のネックレスをしていたがある生徒に渡した。
「何かをつけていないと落ち着かない」と、金のペンダントを購入している

詳しくはイメ画を参照。


[性格]
紳士的な性格で礼儀を重んじ、基本的に敬語。時折砕けた言葉使いになる。
常に穏やかな雰囲気を保ち誰にでも分け隔てなく接する。
初対面の相手にも好意的に接し、外面は良い。
身なりもそれなりに気を遣っているようで「神に遣える者は皆、身も心も美しくあらねばならない」という信念を持っている。
また、十字架に宿る悪魔にあてられ、人格に多少影響がおきている。
今は屈服し以前よりは鳴りを潜めたが、まだ核は残っているせいで完璧にははね除けきれていない。
そのため戦闘の際はその片鱗が見受けられる。
ローマ教皇はお爺様と呼び慕っている。

[属科]
特級科教師

[武器]
【 魔装二挺拳銃 『 Adam-Eve 』 ( アダム-イヴ )】
黒と白銀の二挺拳銃。
黒の拳銃をAdam , 白銀の拳銃をEveという。
ヴァチカン入りの際にローマ教皇から授かった代物で、魔術式を組み込んだ特殊な構造をしている。
弾丸を魔力そのもので形成し、威力は凝縮された魔力量で変化する。
一発一発の威力は任意で調節をするので、マシンガンのように細切れに撃つことも、ライフルのように重い一撃にすることも可能な仕様となっている。
魔力が最小の威力は通常の拳銃の威力と同等程度、最大限に溜めた際の一撃は、巨大なクレーターを作り出す程の威力となる。
魔力は1レス消費する度に溜まり、最大は5レス。
最大魔力を放った後は次充填させるまでに2レスのクールタイムが必要。
また、通常の弾丸も装填可能である。
使用する弾丸は礼拝儀礼を終えた聖水複合の特製13mm徹甲銀弾。鉄アレイぐらいなら余裕で風穴をぶちあける恐るべき破壊力。
最大装填数は12発。

【 『 神約聖書 』 ( シンヤクセイショ ) 】
表紙がダイヤモンドで出来ている特別製の聖書。
名の意味は文字通り『神と契約をせし者の聖書』。
所持者の魔力の上限を底上げさせる。
また、所有者と魔力でリンクし意識すれば操れる。
書物の中にはさまざまな魔術式や魔方陣が仕込まれており、それらから魔術を展開する。
これで居眠りしている生徒の頭を叩くんだとか。(頭かち割れるとかいっちゃあ駄目よ)

【 断罪の劍 『 -執行者- 』“ イスカリオル ” 】
神に仇をなす“業”を背負ったものを狩る為に存在する祓魔の聖剣。
十字架をモチーフとされたそれは、刀身から柄に至るまでその全てを銀で造られた。
全体的に細く、鋭い。重量はそこそこだが、彼にとっては丁度いい重さだという。
ただの剣としては余りにも脆く武器としては成り立っていない。が、ある能力によって破壊不可の聖剣となった。
“とある儀式”を経て聖属性の魔力を練り込まれた純白の刃は“悪魔”や“人外”に対して絶大な威力を発揮する。
武を学んだ師から与えられた神器。

[魔術]
【 『 “ 聖母ノ光 ”』( ヴィエルジュクラルテ ) 】
聖属性魔術。
神父となるために修めるべき基本魔術であり、同時に極めれば同系統魔術の中でトップレベルの破壊力を持つ魔術となる。
彼はこの魔術の完成度をかなりのレベルまでに仕上げてはいるが、極めてはいない。
「この上にいくには才能がいるから無理」とは本人談。
魔術性質は魔力の物質化、“魔”の浄化。
物質化された魔力の強度は中々のもの。時間をかければかけるほどその威力も上がる。
対魔性は強いが対物質は弱く脆い、通常の武具に壊されやすい。
魔方陣を展開し構築してから攻撃を放つ。魔方陣展開は「神約聖書」と連携し行う。
発動の際は神秘的な光が溢れ、癒しの光だと本人は勝手に言っている。

【 『 “ 白焔 ” 』 ( ブランフラム ) 】
火属性魔術。
魔力の性質的に若干聖属性が付与され、本来赤い筈の色が白くなり神聖さを持ち合わせた聖火の魔術となった。
美しく燃え盛る炎は威力も優れ、その火力は圧倒的。
本人もこの魔術を非常に気に入っている。
此方も「神約聖書」で魔方陣展開をアシストしている。

[異能]
【 “ 天帝の翼 ” ( レーグルゼール ) 】
“黒十字”による影響で生まれた異能力の1つ。
自由自在な飛行を可能にさせる黒の翼を背に宿す。
その身を覆い隠すほどの大きさで、その飛行能力は他種族にひけをとらない。

【 “ 絶対硬装 ” ( アブルアームル ) 】
“黒十字”による影響で生まれた異能力の1つ。
対象とした物質、及び肉体を極限まで硬質化させる。
この能力により上述した武器の永続的補強をしている。
武器補強にその力の全てを注いでいるので結局のところ他に使用することができない。


[備考]
“黒十字”による影響で体細胞が著しく変化した。
それ故に膂力、魔力がともにずば抜けて優れ、常人ならば両手でも扱うことが難しい拳銃を片手で軽々と使用している。
その分肉体にかかる負担も大きく、長期戦に向いていない。
カトリック系の神父。
ヴァチカン内に存在する武装機関に在籍し、祓魔(エクソシズム)を基本的な仕事としている。
階級は神父であるが、所属する組織の特性上その権限は司教に匹敵する。
日本に訪れ、学園の教師として働いている理由はローマ教皇からの指令で、ローマ教皇の友人であるエリカ・チカターニャから教員の援助を求められた為である。
担当教科は英語と魔術学。
此方に来た際、学園の近くに教会を無理やり建設させた。


「─────さぁ、終焉の円舞曲(ワルツ)だ。踊り狂えよ、なぁ?化物(フリークス)─────。」

 

夜叉の一族

 投稿者:栗坊  投稿日:2016年 1月31日(日)22時37分7秒 p12189-ipngn100201sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
白河 千景 ( シラカワ チカゲ )

[性別]


[年齢]
不詳
おおよそ50歳前後

[種族]
鬼人族

[身長]
145cm
(能力使用時:187cm)

[体重]
41kg
(能力使用時:70kg)

[容姿]
見た目は10才程の華奢な体躯に長い白髪を後ろで束ねている。
おでこには白い角を2本。
服装は中世貴族のような和服を着ている。
能力発動時は白髪に若干赤みを帯び、体格も大きく大柄に、角は黒色へと変貌。
ついでに服も変化する。
詳しくはイメ画を。

[人柄]
好奇心旺盛で子供のような性格(見た目は子供そのものだが。)
新しいものに目がなくチャレンジを重ねているものの、どうにも電子機器は苦手らしく、学園支給の通信機器を計6回もぶち壊している。
心優しい一面も持ち合わせており、“いつしか妖と人が共に堂々と暮らせる世界”を夢見ている。
後は絡んで下さいませ。

[属科]
魔術科教師

[武器・道具]
【 『 天夜叉ノ魔笛 』( テンヤシャノマテキ ) 】
お気に入りの笛。
紫色に染め上げられ、なんとも不吉な雰囲気を醸し出してはいるが普通の笛と何ら変わりはない。
演奏時のみ使用。

【 『 土神ノ腕輪 』 ( ツチガミノウデワ ) 】
金色の腕輪。土神からの加護を受けたものしか着用することが出来ない。
加護下にないものが着けると瞬く間に石に成り果てる、という伝承がある。
効果は使用する地属性魔術の補強。

【 『 久遠ノ太刀 』 ( クオンノタチ ) 】
封印されていた鬼人族の刀で、担い手の魔力を喰らう妖刀。
昔は他に何かしらの呪いがあったらしいが解呪された。
魔力を喰らい続けることによって“太刀”としての存在を保っており、常に万全の状態であり続ける。
故に、例え久遠の時が流れようとも魔力さえあればその存在は保たれ続け、刃こぼれなどは微塵もおこさない。
切れ味も相当のもので、大抵のものなら斬り伏せられる。

[魔術]
【 妖術 “ 土神堕とし ” ( ヨウジュツ・ツチガミオトシ ) 】
土神の加護下にあるものが扱う地属性の魔術。
土、泥、岩石など大地を起源としたものを召喚し操る高等なもの。
発動状態時が地に触れている状態であれば、エネルギーを大地そのものからも借りて発動するため、魔力消費をかなり抑えることができる。
また、一度具現化した岩壁なども大地に連なっている限りエネルギーを共有しているので、大抵のことでは崩れることはない。
その気になれば大幅に地形を変えることも出来る程らしいが、下手をすれば命に関わるのでそこまではしないとのこと。

【 妖術 “ 水竜堕とし ” ( ヨウジュツスイリュウオトシ ) 】
水属性の魔術。
30年近い年月をかけて自らが開発した。
発生させた水を自由自在に操る。
無詠唱であろうとかなりの水の量を召喚できるが、形は精巧に定めることはできない。
魔方陣を介せば様々なバリエーションで模すことが可能。
その圧倒的水量で竜を模していたことから名付けられた。

[能力]
【 “ 炎帝王の気まぐれ ” ( エンテイオウノキマグレ ) 】
鬼人族の血筋“夜叉血統”。その中の“朱鬼血統”に関する異能力。
効果内容は自身の魔力を含む物質に“超高温を押しつける”こと。
あくまでも物質であり、例え魔力が生物に含まれることがあろうと、発動は不可。
指定範囲はなく、使用者が発動すればどこであろうと能力は起動する。
ただ、発動するには対象物の座標を把握している必要がある。

【 “ 鬼神への昇華 ” ( キジンヘノショウカ )】
鬼人族としての本来の姿に戻った状態。
身体能力が大幅に上昇する代わりに魔力が低下する。
切り替わるタイミングはいつであろうと可能。
発動して5ロル間はその姿を維持しなくてはならない。
性格もこの能力時は変化する。

[経歴]
-鬼人族-
その始まりは、一人の鬼神と一人の女の恋だったと言われている。
“夜叉”と呼ばれた三人の鬼神の一人“天夜叉”。
彼はかつて人の女と恋に落ち、5人の子をこの世に残した。
その5人はそれぞれに特徴があり、
後に“朱鬼”、“蒼鬼”、“黄鬼”、“白鬼”、“黒鬼”と呼ばれたそうだ。
天夜叉は己の力を分散し、5人それぞれにに固有の力をその血に宿した。
“朱鬼”と呼ばれた子が継いだ血は炎や熱の力を
“蒼鬼”と呼ばれた子が継いだ血は水や氷の力を
“黄鬼”と呼ばれた子は雷を、“白鬼”と呼ばれた子は
光を、そして“黒鬼”と呼ばれた子は闇と影の力を。
また、5人の子は鬼の血を強く継ぎ、風貌はまだ人の子とは呼べなかった。が、父と同じ道を辿るように、彼らは母のように優しい人の子を愛した。
人と妖の恋。それは昔も酷く難しい話だった。だがそれでも彼らはまた、父と同じように人と子をなした。その子も、その次の子も…────────
そうして人と血を重ね、時には同族どうしでも繋がり繁栄してゆき、“鬼人”と呼ばれる妖魔の種族が生まれた。
今も彼らは人里離れた山の集落でひっそりと暮らしてるそうな。

-千景について-
その子は、この世に生まれる前から周囲から期待された存在だった。
誰しもが、その子供の未来は輝いものになるだろうと、歴史に名を残す英雄になるのだろうと、そう思っていた。
“現鬼人族の長”、圧倒的な力で強者揃いの里の中で族長の座をを掴んだ赤鬼の父。
事“妖術”に於て彼女の右に出るものはいないと言わしめた、とてつもない魔力量を秘めた白鬼の母。
これ以上にない力をもった二人が結ばれ、その間に子がもうけられたという知らせは、瞬く間に広がった。
或る者は「武芸に特に秀で、妖術を巧みに使いこなす戦士になる」と語り、
或る者は「妖術に秀で、手にした武器を器用に扱い母同様の魔力量で敵を薙ぎ倒す戦士になる」と語り、
或る者は「天夜叉様の生まれ変わりが如き神性をもち、神に愛され、“鬼神”と呼べる程に神々しき御方になる」と語った。
里の人々はまるで夢物語を語るように、伝説の始まりを目撃できるかのように、一心にその希望を一人の子に寄せた。
だが、運命とは残酷で、望んだものにならないものだ。
多くの物語の中で、過剰な期待を寄せられ産まれた登場人物は、出来損ないと呼ばれ、罵られ、闇に墜ちてゆく様を描かれる。
彼の両親は、それを充分に危惧していた。
子に過剰な期待を寄せることなく、産まれてくる子供の未来はせめて凄惨で絶望的ななものにならないでほしいと、そう切に願っていた。

そして、彼はこの世に産まれた。

そして、彼は“余りにも周囲の期待を忠実に再現しすぎていた”のだ。

その力、その魔力、その神性。
一言に済ませるならば、“空前絶後”。
“天夜叉が如く”などではない。正に、“天夜叉そのもの”。
相対す者皆全て、その底無しの“形容しがたい力の塊”に、種としての本能から、“恐れ”を抱いた。
生誕を待ち望んだ誰もが、決して讃えることも、疎むこともせず、
“彼”という存在を恐れ、避け、ついには彼の両親以外、誰も関わろうとはしなかった。
彼は、世界から拒絶された存在だった。

───────運命とは残酷で、望んだものになるとは限らない。

人一倍思慮深く、人一倍優しく、人一倍世界を愛した彼にとって、それは耐えがたいもので。
これは仕方ないものなのだと、幼いながらに悟った。
故に、彼は、彼を封じた。
己という強すぎる個を2つに分け、バランスをとったのだ。
やがて異能として昇華されたそれは、それぞれにそれぞれの人格を宿した。
魔術に優れ、生意気な子供のような人格。
武芸に優れ、思慮深く落ち着きのある人格。
“彼ら”は“彼ら”で独立した1つ人格となり、“彼”としての意識はなかった。
彼が望んだ夢を、彼らが生きていく目的として残ったのみで、彼は欠片も残ってなどいなかった。
2つに分かれてからは、恐れは消え、村人達とは良好な関係を築くことはできた。

だが、“彼”は世界から消えている。
本物の“彼”はもう、この世には、いない。
本物の中の偽者として、彼らが今を生きている。

[備考]
妖名はセン。
血統は白鬼と朱鬼の混血で、白鬼の血を強く継いだものの能力は朱鬼血統の能力を発現させた。
魔術の知識は堪能で、精霊魔術や召喚魔術、呪術など、様々な分野を網羅している。
学園に来た際は外国の魔術教本を熱心に読んでいたが、異国語がさっぱりわからず今は西洋の言葉から学んでいる模様。
担当教科は魔術。“呪術、鬼術”に関する講義にのみ参列している。

「共に生き、共に学ぶ。それが余の夢へと繋がると、余は信じている。」
 

十字架の悪魔

 投稿者:栗坊  投稿日:2015年11月 2日(月)22時01分50秒 p1132-ipngn100201sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
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  [名前]
マスティマ -Mastema-

[種族]
悪魔(堕天)

[性別]


[年齢]
不詳

[身長]
不詳

[体重]
不詳

[容姿]
基本的には憑依した人間の姿形に依存するが、瞳の色や髪の色に若干の変化があり、其々赤色、灰色になる。
また、身を包み込むほどの翼が備わっている。

[性格]
気性が荒く好戦的。
好物は人間の“敵意”と“怒り”。

[武器]
【 魔槍 『 “ Gungir ” 』 ( グングニル ) 】
所々に装飾の施された、異様な禍々しさを放つ漆黒の槍。
槍の名称はオーディンが使っているとされる槍の名をからかい半分で拝借した。
全長は150cm、重量は5.0kg
槍にしては短いが、己の魔術でコーティングし長さを調節することが出来る。

[魔法]
【 闇属性魔術 『 “ ファントムミスト ” 』 】
周囲に黒い霧のような魔力の結晶を展開させる闇属性の魔術。
結晶には少々魔力を吸収する性質があり、相手の放つ魔術がこの霧に飲み込まれたが最後、まるでそこにはなかった幻のように姿を消してしまう。
その様子から、この魔術は“幻影の霧(ファントムミスト)”と呼ばれ恐れられている。
霧を凝縮させ物質化させることも可能であり、それによって攻防一体の戦闘を行う。
霧で構成された物質は当然の如く魔術耐性は強いが、素材が魔力であるために物理攻撃には弱い。
魔力で構成されたもの(例:闇魔法で組成した黒のナイフ、等々。)は、魔術に分類されるので魔術耐性が有効。
転移魔法などで召喚された武具は、構成要素が魔力でない限りは耐性は通用せず、非常に脆い。
自身を中心に半径4メートルまでが発動できる範囲であり、それ以上は空中に霧散し消えてゆくが、物質化されている状態はその限りではない。

[能力]
【堕天硬装(ファーレンブルート)】
自分の肉体、及び自分が触れている物体を極限まで“硬質化”させる異能。
例えば刀や盾がこの異能を受けたとすると、従来の2倍から3倍の切れ味や頑丈さを誇ることになる。(ようは分子間の結合に超強力な接着剤をつけたような状態にする。)
この物質硬化が持続する時間は3ロル分で、1度の戦闘に1度まで。
己の肉体は5ロル経過後に再度使用が可能である。


[備考]
堕天した元天使
 

天狗様

 投稿者:栗坊  投稿日:2015年 9月12日(土)19時25分13秒 p1132-ipngn100201sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
天童 蓮華 (テンドウ レンゲ)

[性別]


[種族]
大天狗

[年齢]
年齢不詳 本人曰く「700才くらい」らしい

[身長]
185cm

[体重]
75kg

[容姿]
普段は人間の姿に化けており、衣服は常に和服。
瞳の色は暗い紫色をしているが、元の色は紅色。髪は紺色のオールバック。
煙管をよく吹かしている。
本来の姿は、世間一般の天狗像のように鼻は長くならず、皮膚の色もそのままで、至って普通の人間と変わりがない。が、それはあくまで身体的特徴であり、服装は天狗の正装にとなる。
詳しくはイメ画をご覧ください。

[性格]
古風な言葉遣いをする叔父さん。一人称は俺。
種族間の差別をしているわけではないが「人が自ら望んで別の種族になる」ことを嫌っている。
また、生と死の尊さも彼なりに持ち合わせていて、中々頑固なところがある。
子供の事が好き(ロリコンではない)
後は絡んでくださいませ。

[属科]
特級科教師(一応)

[武器]
【錫杖『銀』(ギン)】
親しかった人間の僧侶の死の間際に貰った錫杖。
その僧侶の魂の一部を宿し、先端から天狗式の展開を可能としている。
また、棒の部分には鉛が仕込まれており、とてつもない重量になっている。

【九重羽団扇『風興』(カゼオコシ)】
己の九つの羽根で作った団扇。
形状や性質が変貌し、先端が刃になっている。そのため、切り裂くなどの芸当が可能。
また彼自身の異能の力を宿しているため、振るった時にカマイタチを発生させることができるが、一度使用すると次放つまでに5レスの時間を必要とする。

[魔法]
天狗達の神通力、通称を【天狗式】。その中の天狗式魔術を使用する。

【天狗式・火焔ノ業(テングシキ カエンノゴウ)】
炎を召喚し使役する天狗式魔術。
この天狗式の扱いは非常に長けており、本人も好んで使用している。
曰く「丁度良い煙草の火になる」
この天狗式の特筆すべきところは、生み出した炎の温度を自在に操る事ができるという点である。
その温度の幅は実に30℃~700℃。
しかし、400℃以上にする場合は、その分天狗式の詠唱時間が長くなるという欠点がある。
一気に召喚できる炎の量はバスケットボール状の火の玉が10個分。それ以上は時間を有する必要がある。

【天狗式・迅雷ノ業(テングシキジンライノゴウ)】
雷を召喚し使役する天狗式魔術。
此方は主にサポート用。攻撃手段としても当然用いるが、頻度は少ない。
使用目的は牽制や目眩まし等々。
魔力消費がかさばるため、本人は好んで使ってはいない。

[異能]
【大天狗式『荒嵐ノ業』(ダイテングシキ コウランノゴウ)】
風を意のままに操る、天狗生来に備わっている天狗式。
しかし彼の持つそれは大天狗式へと変貌しており、操る風は他の天狗たちのそれとは異なっている。その風の色は真っ黒で、禍々しい。
天狗式魔術ではなく、自然現象である“風”を操る天狗式であり、物理的な攻撃にあたる。
威力も強力で、塵旋風から竜巻など様々な現象を引き起こすことが出来る。
当然、強力な分反動も存在する。
巨大な竜巻などはすぐ発生させることは出来ず、最低でも3レスは必要。最大規模は学園の校庭の半分を占める程。大技の反動も大きいため、あまり乱用はしない。

[備考]
妖怪『大天狗』それを統べる者の一人。
普段は天狗式で人の姿に化けている。
名は幾つかある内の1つで、ある人間につけてもらったものを愛用している。
正式な名前はクソ長いらしい。

「この世は必然の連続でなりたっとる。“偶然”とは、本来あり得ない言葉じゃ、起こる出来事にすべてに理由があるんだからのぉ。…そして、それは人と人との出会いも然り。ぬしが俺と出会った今も、定められていた1つの出来事に過ぎんのよ」

下はイメ画
一枚目 人間状態 小龍殿にお描き頂きました!!転載厳禁!!
二枚目 天狗状態 此方は拾い画です
 

武人

 投稿者:栗坊  投稿日:2015年 6月21日(日)21時46分20秒 p11135-ipngn100202sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
返信・引用 編集済
  [名前]
廉 尚克 (レン ショウコク)

[性別]


[年齢]
47歳

[身長]
189cm

[体重]
77kg

[容姿]
無精髭を蓄えた巨漢の武人。
隆々とした鍛えあげられた筋肉には、所々に斬り傷が残っている。
髪は黒のオールバックに、瞳の色は赤。
服装は、常に動きやすい赤を基調としたの漢服を着用して、その背中には大きな矛を背負っている。

[性格]
大胆で豪快な親父さん気質。
声が大きく、カッカッカッと大物ぶった笑い声をだす。
戦闘時もそれは変わらないが、容赦のなく人を殺める冷酷さも持ち合わせている。

[属科]
剣術科教師。

[武器]
【神の矛『毘沙門』(ビシャモン)】
彼の体躯と同等の長さを誇る矛。
その昔、武の神が使ったとされる伝説の代物。
破壊力もさることながら、形を成すもの成さないもの、全てに干渉しうることができる。
また、風属性の魔力をおびており、本人がその気になれば魔力を放出し風を発生させることが出来る。

[能力]
【超越的身体能力】
読んで字が如く、人間としての身体能力を越えた身体能力。
幾度となく戦って、幾度となく殺しあって。
生と死の狭間で生き抜いてきた彼は、幼き頃からの修練と共に、脅威的な戦闘センス、勘、ありとあらゆるものを成長させていく。
そうして積み上がっていたものは、最早異能と呼べるものまでになった。
厳密に言えば異能ではないために、異能を封じるという関連の技を喰らうことはない。

[備考]
各地の戦地を周り、千を越える戦いに身を投じていた。
フラりと訪れたこの地で学園長に騙され教師として働かされる。
が、本人も満更ではない様子。
教え子たちに武のなんたるかを説きつつも、暇を見つけては戦いに明け暮れ、自身も最高の高みを目指している。

 「武の極み、その覇道を成すまで、俺の道は終わらんよ」

↓拾い画です
一枚目 本人イメ画
二枚目 毘沙門イメ画
 

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